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2012/03/31

新年度の4月を目前に控えて、皆様いかがお過ごしでしょうか。
かくいう私は今回も異動等なく、現在の職場も6年目に突入することになりました。

さて今回は、本当は25日にライター仲間の乗馬クラブオーナー・山本高志さんの企画された、日本在来馬とのふれあいイベントに参加したお話を、「番外編」として書くつもりだったのですが、なんとにっくきジャン子ちゃんに、先を越されてしまいました(爆)。
しかも、いつの間にか写真も撮られてさらされてしまうし・・・(原爆)
前回チラッと予告っぽく書いたのが、災いしたようですね。
ここのところchoreographyを見に行く機会がなかなかなく、かと言って番外編ばかり書いていると「本編の更新は少ない」とスタッフの方からお叱りを受ける状況でして、何を書いたらよいのかと苦慮している今日この頃です(苦笑)。
そんなわけで今回の更新も、3月もぎりぎりになってしまいましたがなにとぞご容赦くださいませ。

さてchoreographyといえば、現在フランスのニースでフィギュアスケートの世界選手権が開催中ですが、これは全部見てから次回のコラムで取り上げさせていただけたらと思います。
それで今回は、最近いろいろ動きのあったマラソン関連の話題でお送りさせていただくことといたしました。
これまでマラソン関連では、私も2人の選手を取り上げてこちらで話題にさせていただきましたが、ロンドン五輪も迫ってきたこの時期にこの両選手についても大きな動きがありました。

まずは公務員ランナーの川内優輝選手ですが、すでにスポーツドクターの辻さんが話題にされているとおり、残念なことに日本代表には選ばれませんでしたね。
私も同じ地方公務員として、ロンドンでの活躍を期待していたのですが・・・
東京マラソンでの予想外の不振は、マイナス材料になってしまったようです。
翌朝、丸刈り頭で記者会見に臨んだ川内選手の姿に、「なにもそこまでしなくても・・・」と思いましたが、周囲から大きな期待を寄せられながらそれに応えられなかったという思いがそうさせたのでしょうか。
それだけ、責任感の強い男だったということなのでしょう。
しかしまだ24歳と若いのですから、これからの活躍に期待したいと思います。
ロンドン五輪の先には、2013年のモスクワ世界陸上(ロシア)・2014年の仁川アジア大会(韓国)・2015年の北京世界陸上(中国)、そして2016年のリオデジャネイロ五輪(ブラジル)まで、大きな大会が待ち構えています。
公務員としての職務との両立は今後も大変だとは思いますが、川内選手なら見事やってくれることと思います。

それにしても、これは男女通じてのことなのですが毎回オリンピックでの日本代表選手の選考は、一筋縄ではいきませんね(苦笑)。
環境の異なる選考レースが複数あって、候補選手がバラバラに出場してそれぞれ結果を出している中で、男女3人づう選ばなければならないわけですから、これは確かに選ぶ日本陸上競技連盟(日本陸連)も大変でしょう。
アメリカのように「一発勝負」方式にすれば話は早いのでしょうが、そうもいかない事情はいろいろとあるようですね。
ただひとつ言えると思うのは、日本には世界で戦えるだけのマラソンランナーが数多くいて、それがゆえに3人に絞り込むことが難しいのではないか、ということです。
そしてそれには、「これが正解だ」と言える解答がないこともまた確かでしょう。
なんだかんだ言っても、今後もこういうスタイルでの選考が続くのでしょうね。

そしてもうひとつ、「猫ひろし」こと瀧崎邦明選手がカンボジア代表としてロンドン五輪マラソンを走ることに決まりました。
例によって賛否両論数多くありましたが、決まった以上はカンボジアの男子陸上競技ただ1人の選手として「アンコールワットを背負って走る」わけですから、少なくとも自己ベストを更新してしっかり完走してほしいと思います。
記者会見では、スタートとゴール時にはギャグをかますと言っていましたし、彼が五輪に出ること自体がすでにひとつの「ギャグ」なのかもしれませんから、それに対する批判が多いのも否定できませんが、過去に五輪でギャグをやらかした人物も、いないわけではありません(爆)。
1988年のソウル五輪で、久々にテニスが公式競技として復活したのですが、そのとき男子シングルスに出場していたある選手は、なんと「頭突き」でスマッシュをしたのです(原爆)。
これには、実況していたNHKのアナウンサーに解説者も大爆笑。
ボールがちょうどライン上に落ちたため、主審も苦笑しながら判定していましたね。
あと、「カンボジア人なのに日本に住んでいる」という批判もありますが、昨年11月から今年の1月末まではカンボジアでトレーニングを積んできたということですし、この3月にも「戻っていた」とのことです。
またあまり報道されてはいませんが、カンボジアとの往復の際には文房具などの援助物資も運んでいるそうです。
瀧崎選手本人も、記者会見で「五輪後に国籍を日本に戻すことは考えていない」と明言していますし、これからカンボジアと日本の「架け橋」として貢献できる活躍を、ぜひ見せてほしいですね。

最後に蛇足ながら、先週のご報告もしておきましょう(笑)。
先ほど書きましたとおり、25日に日本在来種馬とのふれあいとバーベキューを親しむイベントに参加してまいりました。
このイベントの参加者はJunkStage関係者に限られず、10人以上の参加を得て最大に行われましたが、JunkStage関係者ではスタッフの須藤優さんに照山玲奈さん、アニメオタクの淳さんたかはしういかさん、そして私の5人が参加しました。
淳さん・ういかさんとは、2週連続でお目にかかることになりました(笑)。
特にういかさんは、乗馬のご経験があるとのことで専用の靴やヘルメットまで用意してくるという周到ぶりでした。
会場に到着すると、2頭の馬が出迎えてくれたはずなのですが・・・1頭は寝ていました(爆)。

起きていた小さい方の馬が最近来たばかりの与那国馬で、寝ていた大きい方の馬が木曽馬です。
もっとも、木曽馬の方でも競馬でよく見るサラブレッドよりも、はるかに小柄だったわけですが。

そしてまずは乗馬イベントがはじまりました。
山本さんが口取りして馬場を一周するような感じでしたが、実は馬の背中に乗るのが意外と難しいの
です。(降りる方が簡単ですね)

(こちらの写真は、淳さんからお借りしました)
後半はバーベキューで、焼き肉にホルモン・スペアリブさらにはカレーライスに舌鼓を打ちました。
天気がよくて、なによりでした。

参加された皆さん、お疲れ様でした。
そして今回のイベント開催の労をとってくださった山本さんに、厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

なお、上司や同僚の異動に伴いこれから多少忙しくなるかもしれません。
ですので、まことに勝手ながら来月からは若干更新のペースを落とさせていただくこととし、ライター区分も4月からは「Regular Writers」に変えていただくこととさせていただきました。
もちろん今後も、新鮮なchoreographyを観賞できたときには随時レポートさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

2012/03/31 11:34 | yamane | No Comments