« 楽しむって | Home | 食べることは生きること! »
3月下旬になろうという今日、札幌は雪で「吹雪」です・・・・・
もう、雪はいらないのですが,毎年こんなもんですね。
さて、
人気犬種のチワワは小さいですよね。当たり前かもしれませんが、ルーツが暑いところの動物は体格が小さくなるという「ベルクマン」の法則というものがあるそうです。
チワワは暑さの厳しいメキシコ チワワ市がルーツだそうで、まさに法則に当てはまるのです。
チワワは小さいだでけでなく、頭部に特徴があり「アップルドーム」と言われる丸みを帯びた頭をしています。
そのため、泉門が開いたままの子も他の犬種より多いようです。
でも、一般の病気の面では、他の犬種と比べると、罹患率が低いのです。
特に多くの子が悩んでいる、皮膚疾患、腫瘍性疾患は有意に少ないと言えます。
反面、「神経疾患」の有病率は犬全体の1.7%に対し3.3%と1.7倍高いのです。
「循環器疾患」はもっと高く7.5%で1.8倍となっています。
特に神経疾患においては、男の子が高く4.4%で2倍、循環器で8.3%と1.8倍です。
「神経疾患」といってもどんな病気があるかといいますと、
てんかん
水頭症
脳炎 etc
となっています。
チワワで水頭症が他の犬種より多いことは知られていますが、フレンチブル パグでも多い傾向があるようです。
泉門が開いていて、てんかんや斜視のある子は頭部打撲に注意が必要です。
・頭のてっぺんの泉門が開いている。
・斜視がある
・頭がドーム型である
以上の特徴がある場合、
・発育が遅い
・怒りっぽいまたは大人すぎる
・しつけが難しい
などの症状もありますので、病院で定期的に診てもらいましょう。
ああ、チワワを飼っている方が皆心配することではありませんので・・・言うまでもないことですが、あしからず。
ゴーレデンレトリバーはよく知られているように、水中作業が得意な犬種として使われてきました。水鳥の回収です。もともとイギリス原産ですが1900年頃アメリカに持ち込まれてしばらくしてから大ブレイクしたそうで、アメリカの人気犬種の代表格となったとか。
体格は大きいのですが性格は温和で子供っぽいところがありますよね。ですから遊ぶのが大好き。番犬には向かないと言われています。
大変人気犬種で我が団体のセラピー犬でも多く活躍してくれていますが、疾病の罹患率が結構高いのが心配。
特に、
腫瘍性疾患は11%くらいで他の犬種の2.2倍
耳の疾患は 24%くらいで他の犬種の1.6倍
皮膚疾患は 30%くらいで他の犬種の1.3倍
となっています。
どの病気も毎日スキンシップしていたら発見できる場合があるので、注意してあげてください。特に女の子の乳腺腫瘍は分かるのでご注意を・・・・・もちろん避妊も。