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おはようございます!
昨晩、ジャニーズ事務所の山下智久さんが日本テレビ制作の『ルート66〜たった一人のアメリカ』にて、カウボーイ姿で実際にまたがって、自由自在に馬を操りながら牛を追い込んでいました。
アパレル業界最大手のユニクロでもCMに競走馬の調教シーンを使うなどジワリと馬のことが身近なものになりつつあるのではないかと思っています。
僕も力になりたいと頑張ります。
今回はタイトル通りに馬やポニーの疑問についてです。(知っていることだったらすみません!)
馬は簡単にいうと動物の総称であり、奇蹄目ウマ科に属します。同じカテゴリーのシマウマやロバは仲間になります。犬でいうなら『犬』です。(って当たり前か。失礼…)
馬にもチワワやトイ・プードル、キャバリアの小型犬やコーギー、ビーグルの中型犬そしてラブラドールやバーニーズ・マウンテンドッグなどの大型犬がいるのと同様に軽種、中間種、重種、ポニーなどの小格馬がいます。
軽種は主に乗用のために改良された品種で耐久力があります。
- サラブレッド
- アラブ
- アングロアラブ など
★サラブレッド(thoroughbred)とは
『thorough(完璧な、徹底的な)+bred(生まれた、育てられた)』という語源からきています。 競馬で走っている競走馬はこの種類です。より速く強い馬を生産するために、優秀な馬を交配していった血統がサラブレッドです。
★アラブとは
上記のサラブレッド種よりは小柄で体高150㎝、体重400㎏ほどです。耐久力がとてもありエンデュランス競技(マラソンの様な長距離)で多く見受けられます。
★アングロアラブとは
サラブレッド種とアラブ種の混合種です。日本の地方競馬(福山、高知競馬場など)ではこの種のレースが存在し『アラブ』といえば一般的にこちらに思われることがあります。
中間種は軽種に比べ温厚でとても軽快なスピードで走ります。
- クォーターホース
- セルフランセ など
☆クォーターホースとは
原産国はイギリスですが現在はアメリカにおいて乗馬や牧畜作業に用いられています。名の由来はクォーター(1/4)マイルの距離(400m)を走らせると、とても器用に走り、瞬発力や急発進、急停止がスムースにできることからです。今ではアメリカのテキサスで見るようなウエスタン(カウボーイ)の馬がこの種類になります。サラブレッドに比べ背が低く、体重があります。がっしりとした筋肉質でとても温厚であり、粗食にも耐えます。
☆セルフランセとは
乗馬用で広い世界で好まれ、オリンピック障害飛越競技(ジャンプ)にて活躍している品種です。サラブレッド種の様に億単位で取引きされることもあります。背はやや高いです。名前のとおりフランスが原産になります。
重種は主に農耕や運搬、または大きな馬車を曳くために改良された品種です。北海道ばんえい競馬でも使用されています。
- ペルシュロン
- ブルトン
- クライスデール など
★ペルシュロンとは
昔は大砲までも運んでいたくらいの力持ちです。原産はフランスです。欧州のホースショーには必ずと言っていいほど出てきます。(迫力あってすごいです)ということもあり海外ではとてもポピュラーな馬の種類になります。
小格馬ポニーとは
ポニーも『馬』同様に総称であり約148㎝未満の馬のことをいいます。僕が働いていた職場では14ハンド2インチに満たない馬をポニーと称していいそれ以上のものを馬と教わりました。僕が追い求めている日本固有の在来馬もこのポニーにあたります。他にもシェトランドポニーやハクニーポニー、アメリカンミニチュアホースなどがいます。
現在は子どもの乗馬や北海道では庭で飼われることが多くなりましたが、馬が小さいからといって馬鹿にしたり扱いが乱暴になってはいけないのです。頭も良ければ力もあります。(大きな馬でも小さな馬でも1馬力は1馬力ですからね…笑)馬に長く携わっている方は皆、ポニーが1番賢く、且つ扱いが難しいといいます。(奥が深いんでしょうね)
また世界でもっとも小さい馬はアルゼンチンが原産の『ファラベラ』という種類になり、体高は約60cmです。さすがに乗馬用としてではなく、ペットとして飼われています。皆様も犬のように馬を飼ってみてはいかがでしょうか?