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2012/02/14

アリアと聞いて真っ先に思い浮かぶのはバッハの“G線上のアリア”って人、多いんじゃないでしょうか?

アリア(Aria)とは詠唱と訳され、オペラなどで叙情的、旋律的な独唱曲、または類似の曲に付けられる曲の名前です。
語りの内容が重視されオペラなどでは特に独唱者にとって聞かせどころとなる曲でもあります。

 

さつまっ娘・ボーカル(私の娘)の名前はAria(アリア)です。
本名・愛里亜(ありあ)なのです。

お姉ちゃんが生まれた時、生まれる前からつけたかった名前がありました。
聖なる音と書いて“せいね”(聖音)
息子が生まれた時、主人と二人で考えてつけた名前は“TAKUTO”でした。

名前には親の“想い”が込められます。
私たちには私たちの精一杯の“想い”を込めて二人の名前を決めました。
聖音もTAKUTOもすくすくと成長してくれてました。
すっかり、4人家族のつもりで早々と念願のマイホームも完成させました。
ひょっこり第3子の懐妊の知らせが届いた時、私は少しだけ戸惑いました。
大丈夫?
3人、しっかり育てていけるんだろうか?
“いい子”に育てたかった聖音とTAKUTOの邪魔になるんじゃないだろうか?・・
浅はかな考えしか浮かばなかったことを、その後、非常に後悔することになるのですが…

Ariaは元気に生まれてきてくれました。
3人の中で一番大きな赤ちゃんでした。
何にも手がかかりませんでした。
どちらかというと、私よりもパパが大好きな赤ちゃんでした。
Ariaの名前は主人が決めました。
音楽辞典を広げて一つ一つ音楽用語をめくっていきながら・・・
“あ”の段で早々と決めてしまいました!(我が家の笑い話になってる話!)

そんな“愛里亜”の名前をAriaは大好きだと言ってくれます。
可愛い名前をつけてくれてありがとう。と言ってくれます。
そして、その名の通り、感情を朗々と歌い上げることが大好きな子に育っています。
“想い”は時空を超えてジャンルを超えてAriaの声となって鳴り響くのです。
よくよく考えると名前って不思議です。

親が子供に最初にあげる贈り物。と同時に、親の思い通りに出来る唯一のモノなのかもしれない・・・

 

ちなみに、Ariaは津軽三味線・高橋静山流の師範のお免状をいただいています。
名取の際、高橋静詠の名前をいただきました。
家元の“静”にアリア(詠唱)の“詠”の字を使っての名前です。

彼女の中のアリア魂は永遠…♪

2012/02/14 12:02 | reico | No Comments