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世界でいちばん好きなレストランのことを考えていました。
Le petit Verdot(ル・プチ・ヴェルド)
パリのサンジェルマン・デ・プレ界隈にある小さなレストラン。
どの料理もすっごくおいしくてリラックスできる雰囲気、
お値段が良心的なのもとても魅力です。
わざわざそこで食事をするためにパリに行きたいくらい大好きなお店!
と、言ってもまだ一度しか行ったことはないんですけどね。
たった一度で大ファンになってしまったのです。
(大抵の場合は一度目で決まっちゃいますよね?)
お店の出会いも人の出会いと同じ「ご縁」なんだと思います。
だからこそいつだって「一期一会」。(肝に銘じておかなくては)
数年前、パリに母を連れて行くことになった時、
下調べでいちばん悩んだのがディナーでした。
何度かパリに行ったことはあっても行程はほとんど決まっていたので、
じぶんたちだけで行ったのはランチやカフェくらい。
ガイドブックやサイトを見ても私たちにしっくりくるお店って、
いったいどこなかのかさっぱりわからなくて。
mixiでパリのコミュニティのいくつかに書き込みをしてみました。
「高齢70代の母親(たぶん小食)と行ける美味しいお店を探しています。
私はフランス語はほとんど話せません」
書いてみるものです。 それもまた出会いですよね。
パリに住んである日本人女性が行きつけのお店を教えてくださいました。
Le petit Verdotという店名と電話番号・住所そして下記のコメント。
「ソムリエの石塚さんのお店だから電話の予約も彼が出るわよ。
料理もシェアしたいと言えばやってくれるはず。」
他にもいろんな方からご紹介をいただきましたが、
なにより日本語が通じるという安心感。「Le petit Verdot」に決定です。
そのページをプリントアウトして、地図にも印をつけて行きました。
そしてパリのホテルから予約の電話をかけた時、
元気な声で受話器の向こうから聞こえてきたのはなんと!
「Bonjour!!!」
えーーーーーーっ? (日本人が出るはずなのにフランス語?って)
「ぼ、ぼんじゅ〜る!」 ドキドキしながら挨拶を返すと、
「ハイ、もしもし?」って日本語に変わりました。
下手な発音で日本人だとわかってくれたんですね(涙)
すごいです石塚氏。 ありがたいです。
そんな感じで私たちの冒険ディナーがはじまったのです。
なんだか長くなりそうなので続きは次回に。