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ガンダムにおける恋愛ストーリー
ガンダム? ロボットアニメ? 男臭い連中(オタク)が見るもんでしょ? というそこの貴方。
間違ってはいないが、でもそれだけではない。
実はガンダムには恋愛の要素が満載である。
ということで今日は視点を変えて、ガンダム作品の中で描かれている恋愛に着目してみてみよう。
※ネタバレ注意!!
「ララァ・スン」という少女が、悲劇のヒロインとなることであまりにも有名。
ララァは、シャア・アズナブル(主人公アムロの最大のライバル)の部下としてロボット(エルメス)に乗って出撃する。
ガンダムを操る主人公「アムロ・レイ」は、戦闘中彼女と意識を共鳴させ(ニュータイプという能力(超能力みたいなもんだ)により、テレパシーみたいな感じで会話ができる。
そして、何度もぶつかりあっているうちにお互いの考えがわかってきたと言えばいいだろうか)
一瞬、未来を垣間見る。(ああ、このひとなら一緒にやってけるだろうか・・・ってな感じで)
だが・・・、ララァはシャアを庇い戦士する。
自分の(ミスの)せいでララァを死なせてしまったシャア。
自分の手で数少ない理解者になりえたであろうひとを殺してしまったアムロ。
その後、ララァの存在は、彼らが年を経て再び対決するまで重く苦しくのしかかる。
参考動画はこちら
詳しくはwikiへ
※ちなみに超アバウトに解釈しているので、厳密にいうと違うところは色々あるのだが
ここでは細かい議論はしません
■08MS小隊
wikiにもあるように、戦場版『ロミオとジュリエット』である
地球連邦軍に属する主人公、シロー・アマダは小隊長としてMS(モビルスーツ、ロボットのこと)部隊を率いる。
一方、敵方ジオン公国の名家サハリン家のお嬢様、アイナ・サハリンは開発中のMS(ロボット)のテスト中に、何度かシローと遭遇。
(彼女の兄は兵器開発の技術者として新型ロボットを開発、彼女は兄の役に立つためにテストパイロットを務めていた)
交戦し、互いのロボットが動かなくなり、雪山で白兵戦になり銃を撃ち合ったりするけど、そのままだと二人揃ってお陀仏なので、協力して死地を脱出。
恋心が芽生えるわけだが・・・
二人は敵への内通を疑われるようになる
(ジオン側とすれば、アイナは新型兵器アプサラスのパイロット。戦局を劣勢から優勢にひっくり返すための秘密兵器。それが敵(地球連邦軍)に渡っては困るわけで
地球連邦軍側としては一部隊の隊長が敵の女とできてました・・・では味方の士気に関わる。それで情報を敵のジオンに流されて、全滅でもした暁には戦争なんかやってらんねー。)
ヒロインは、(病気がちの)兄をとるか、恋人をとるか。
主人公は、恋人を救いたい・殺したくない、組織捨て女のために恋愛に走るか(部下どーすんだ?)
という葛藤を描いた恋愛ドラマ。
ガンダムの恋愛ストーリーの中では個人的にこれが一番好き。
※ガンダム作品の恋の舞台は宇宙が多いのだが、これは主に地球上で繰り広げられる。
■0080
中立コロニーにおいて、ガンダムの試作機が開発されているという噂を聞きつけたジオン軍は、特殊部隊を送り込む。
そのコロニーに住む主人公の少年アル(11歳。小学5年生)は、ジオン軍のザク(ロボット)が戦闘で傷つきコロニー内の森へ落ちていったのを目撃し、好奇心から近づく。
ザクに登場していた特殊部隊隊員(でも、まだ新兵)のバー二ィは、アルを最初うっとおしく思うが、彼の持っていた映像に不審なコンテナが映っていることに注目。
軍人に憧れていたアルを味方に引き込み、二人は不審なコンテナを捜索する。
その際、アルのお隣さんであるクリスと出会い、二人は互いに惹かれあう。
ジオン軍特殊部隊は、ガンダム奪取(破壊)を試みるものの失敗。
焦ったジオン軍上層部は、ジオンの(宇宙)戦艦から○ミサイル攻撃(諸事情により伏字にしております)やって、コロニーごとガンダム潰してしまおうと考える。
さっさと逃げようとするバー二ィ。アルと喧嘩になる。
逃げようとする直前、バー二ィは思い直して、友軍の○攻撃をやめさせるため、ザクを修理して単身ガンダムに挑むことを決意。
仲間の仇討ちと○攻撃の阻止を背負って、ガンダムと対峙し、そして・・・・・・戦死する。
戦闘終結後、ガンダムから降りてきた、女性の姿をアルは目撃する・・・。
OPはこちら
(二人は確定。三人目は諸説意見が分かれるが、、機動戦士ガンダムSEEDのフレイ・アルスターに一票。)
の1人と名高い、ニナ・パープルトンが登場。
主人公、コウ・ウラキは連邦軍の新米テストパイロット。
とある基地には、ガンダムの新型が2機あった。
敗戦したジオン軍の残党がその基地からガンダムを強奪。
しかも●弾頭ぶっぱなせるガンダムだった。(諸事情により伏せ字にしております)
(そういう兵器開発は条約で禁止されてるのに連邦軍独自に建造してた)
それを追っかける主人公、コウ。
ガンダムを開発したアナハイム・エレクトロニクス社の社員、ニナ・パープルトンがサポート(ガンダムの整備とか調整とか)として登場。一緒に(宇宙)戦艦に乗り込む
最初はお互いの主張合わず、かみ合わない仲のコウとニナだったが、だんだん互いを理解するようになる。
しかし・・・
実はこのアナハイムという企業はきなくさいところで、連邦だけでなくジオンにも技術売ってたりする(というか、戦争に負けたジオンの軍事企業を買収してるはずだから、ジオンにもパイプあって当然)
所詮は金儲けの民間企業だ
で、ニナの昔の男というのが、ガトー(主人公の目の前でガンダムを強奪した男)。
主人公のコウにとって、ガトーは憎き敵軍組織の大将に加え、恋敵でもある。
ガトー倒したらニナ悲しむかもしれないし、でも倒さないといけないし
ニナがガトー側にくっつくのなら彼女まで殺さないといけないのか
それとも見逃すのかという、どーしたらいいの? という状況になる。
ニナにとっては「自分のせいで二人が・・・あら、どーしましょ」みたいな感じで
昔の男と、今いい感じの男 どっち取るのって話。
二股かけとったのか、この女!!って感じ。
ってゆーか、そっち行くかー!? って感じ。
もう少し長くみたいひとはこちらの動画(9分過ぎから)
■機動戦士Zガンダム
パターンとしては初代のガンダムの恋愛ストーリーに近い。
主人公カミーユ(男)は、最新鋭機Zガンダムを駆るエースパイロット。
彼は街でフォウ・ムラサメという少女と出会うが、実は彼女敵の新兵器サイコガンダムのパイロットであった。
彼女は強化人間といって洗脳や薬漬けで、無理矢理ニュータイプに似せた能力を持たされた。
そして二人は戦う運命に・・・
wikiにも書いてあるが、これを見ていたアムロとシャアはララァのことを思い出してしまい、苦悩した。
フォウを一言で表すとしたら薄幸の美少女だろうか。
・アムロキスシーン 動画はこちら
・カミーユフォウ 動画はこちら
・カミーユ失恋 動画はこちら
・カミーユとサラとファの三角関係(?) 動画はこちら
■ZZは割愛
Zと似たような感じになるので。
主人公のことを「お兄ちゃん」と慕うエルピー・プル(10歳らしい)が人気
■機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
恋愛度☆☆☆
クェス・パラヤというニュータイプの少女は、初めアムロ・レイに魅かれるが
彼の恋人であるチェーン・アギに嫉妬。
そこへ通りすがりのシャア・アズナブル(ネオ・ジオン軍総帥)さんは、彼女の能力を利用しようとクェスを誘い、彼女に新型のロボットを与え軍事に利用。
(ララァのときと同様、若い少女を自分の部下にしている。シャア、ロリコン説が生まれる由縁である。
参考動画1はこちら、参考動画2はこちら)
作品のテーマとしては、アムロVSシャアの最終対決という形なので
そんな大恋愛という感じではない
主人公、シーブックの学友セシリー・フェアチャイルドは、連邦軍に反旗を翻したクロスボーン・バンガードのお嬢様。
セシリー本人は、理想を掲げる祖父(クロスボーン・バンガード(C・V)総帥のカロッゾ・ロナ(鉄仮面))の意向により、クロスボーン・バンガードのアイドルとして振舞うよう求められる。
それを受け入れ新型MS(ロボット)を駆り出撃する彼女だったが、ガンダムに乗るシーブックが現れ彼女は迷う。
家(家族)をとるか、昔の生活(恋人とるか)に戻るか
彼女の心は揺れる。
時代としては、逆襲のシャア(アムロVSシャアの最後の戦い)の後。
ジオン軍のお姫様、ミネバ・ザビと
まだ作品完結してないからなんともいえない。
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すごく簡単にまとまると、ガンダムのよくあるパターンとしては
主人公の男と敵の女が戦場で出会って恋に落ちる・・・と。
ほら、だんだんガンダムがみてみたくなってきたでしょ??