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告白します 今日のコラムは手抜きです
私は花屋になった当初につけていたブログがありました
その名も『花屋修行日記』
途中で更新も止まってしまいまして、たまに読み返すと赤面するほどの
内容&文章なのですが
これが今になってとても面白い!
だからもう消し去ろうと何度も思いながら
結局そのままにされているのです
もう8年?まだ8年?前のブログですが
私の花屋超新人時代の貴重な素直な言葉でつづってある記事を
そのまま紹介します~(いわゆる コピペってやつですね)
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ついに来た! |
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まあ、留守番って言っても、ほとんどがお墓用の切花を買いにいらっしゃるお客様。
アレンジや花束は電話注文がほとんどなのでなんとかなるのです。
今日は、ぎんもり社長とすみれちゃんが外出ということで
私はお店でのんびりとパソコンに向かって パンフレットを作成中。
とうとうその時がやってきた!
ガラガラ・・・と戸を開ける音。
「すみませーん・・・」と男の子の声。
見るとかわいい男の子が二人で立っていた。
「おじいちゃんが100歳の誕生日なので、
500円の花束二つできますか?」
「・・・できますよ(^^; 」(←ひきつり笑い)
花束?・・・花束!?!?!?!?
500円といえども花束は花束だ。
来ちゃったよ、来ちゃったよ!
とうとう花束の注文が来ちゃったよっ・・・
いやー(><)困った困った。
花束、まともに作ったことないのよね。
花、束ねるだけじゃん?!
って思うでしょう?
ところが、花束ってめちゃくちゃむずかしいのよ~。
まず、花がまとまらない。
片手で組みながら作るんだけど、ゴムでとめるころには
全く別物に・・・
だから、毎日留守番するたびに、
「私一人の時は花束の注文が来ませんように・・・」って
祈っていたのに。
うーん、ばたばたしながら、とりあえず花を見る。
(この間、無駄な動きが非常に多い。冷蔵庫を開けたり閉めたり)
とりあえず、バラがある。
値段に見合う(ちょいサービスしてあげて)バラとカスミ草でひとつ。
これはよし!
問題はもうひとつ。
仕入れ前であまり花束向きの花がない・・・。
仕方ない。
外に出る。
・・・・携帯で ぎんもり社長(注:だんな)に電話。
「今 どこ?あと何分?」
すると あと15分とのこと。
これはあてにできない(–;
「トルコギキョウってお祝いの花束に入れてもいい花?」
OKとのこと。
素人っていうのは、こんなところからわからないものです。
だって、先日 アレンジに 「ソリダゴ」を入れようとしたら
「それは お墓用によく使われるから 嫌がる人がいるかも」
とすみれちゃん(注:義母)に教えてもらったし。
私が知ってたのは、お墓用→ 菊 くらいだったもん。
お店に戻り、トルコギキョウにオレンジのバラ、そしてヒペリカム
を組み合わせてみる。
(あ。ヒペリカムはちっちゃい赤い実がついている枝。
私がとても好きな植物です。)
・・・ちょっと変。
まあ、仕方ない・・・(おいおいっ)
二つを組み合わせて、男の子に見せてみる。
「こんな感じでいいかな?」
「はい。」
ほ~~~。
さらにドアがあく。
!!!
こんな大変なときに、お客さん??
って思ったら、ぎんもり社長がダッシュで帰って来てくれたのだ。
この時ほど、ぎんもり社長が仏様に見えたことはない。
そこから、さーっとラッピングをしていく。
さっすが!
手際がちがうよね~。
あっという間に、かわいらしく二つの花束ができました!
ふう~~~。
おじいちゃんに喜んでもらえるといいね!
1000円ですごく勉強させてもらったよう。ありがとう少年たち。
私が花業界でばりばり活躍するまでの道のりはまだまだ遠い・・・