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先日は地元の中学生が花市場に職業体験に来ていました
鉢苗の競り日でしたので
実際にセリが行われているところに
混ざって座っている彼女たちは
いったいどんな思いだったのか
ちょっと無表情すぎてわからなかったのですが(笑
きっと驚きがいっぱい、興奮するような
体験になったと思います。。。きっと
だって、私が初めてセリに参加した日は
本当に興奮しましたから
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競りはどのような形で行われるか想像がつきますか?
私は競りに参加するまでこう思っていました
カーネーションの鉢が出てきたら
競り人『はい、100円から~』
花屋A『150円!』
花屋B『180円!』
花屋C『250円!』
花屋D『500円!』
周りの人 『おお~』
競り人『他にはいませんか?
じゃあ花屋Dにハンマープライス!』
あれ、テレビの見すぎ?(笑
でも本当にそんな感じで想像しておりました
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実際に、鹿児島で行われているお花の競りは
『下げ競り』という方法です
そして私たちが参加している市場は機械で競り落とします
ある商品が出てきます
たとえば5ケース同じものがあるとします
競り人が1000円を付けます
1000円で買う人がいません
↓
950円に下げます
2人が買うボタンを押します
↓
900円に下げます
3人が買うボタンを押します
これで5ケースが完売です
早いもの順になるわけです
900円で押してもボタンを押すのが遅ければ
買えません
しかも6レーンも競り台があり
同時に6品のお花が6人の競り人によって競りにかけられます
最初はどこを見ればいいのやら
きょろきょろしているだけでした
安くなるのを待ちすぎて
結局ボタンを押したときには完売
買いそびれちゃった~
その繰り返しでした
今でこそ、そんな競りも楽しめるようになってきました
いや、楽しいです
本当に楽しいです
だから競りに関して
コラムに書きたいことは山ほどありますが
また次の機会に
今回はお花の競りって
こうなるんだな~っていうのを
ご紹介してみました