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これをジャグリングと分類して良いかどうか非常に難しいところだと思うのですが、
最近、ジャグラーの間で流行り始めているパフォーマンスの形態に「マニュピレーション」と呼ばれるものがあります。
以前も紹介した、「コンタクトジャグリング」の延長上にあるパフォーマンスであると思います。
基本は、道具を空間のある一点に置き、そこから動かさず、滑らかに回したり不思議な動きを見せること。
達人になると、これ単体でショーとして成立させることができます。
これは、このブログでも何回も紹介しているおこたんぺ氏、そしてフランスとカナダのマニュピレーションの達人のチーム、Piryokopiの活動予告動画的なものかと思います。
こちらは日本人。色もセピア調になっているのでどちらかというと映像作品的色合いの強い作品なのかなと思いますが、「エイトリング」をこのレベルまで昇華させたのはこの動画に映っているKotaro君だと思っています。
もちろん、上の動画のような領域に達するには相当練習が必要なものではありますが、
「ジャグリング」は、道具を投げ続けたり、難しいことに挑戦することで、「失敗をする」リスクを冒すものだと思っているので、
個人的にはマニュピレーションはジャグリングとは少し毛色が違うものだと考えています。
どちらかというとパントマイムに近いのでは。
とはいえ、間口の広いところがジャグリングのいいところなので、良いものはどんどん取り入れてショーに利用すれば良いのです。
ジャグリングのコンテストでもない限り、そんなことを気にするような人は観客にはいないですから。
とはいえ、ジャグリングのコンテストでも、演技の味付けに使うのは良いですね。きっとパフォーマンスの良いアクセントになるのでは、と思います。