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2011/11/09

■夫の50回忌=

先日春秋苑で夫の50回忌をおこなった
とはいえ私はもう 89歳
歩行困難や痴呆にならぬだけが幸いで 息子と娘が全部取り仕切って25人に及ぶ参加者の宿泊から交通の手配までやって呉れた。
私は相談に応じるだけで 只 眺めているだけの人間だ。
娘や息子が此処までやれるほど成長した事を 夫は 地下でさぞ喜んでいる事だと思う。 

考えてみれば夫の人生は一体なんだったろうと思うほどの壮烈な一生ではある。
未だ学生の身でロシヤ語が出来たばかりに[赤紙の代わりに」特務機関に徴収され 有 無を言わさぬ 軍隊?生活
終戦後は25年の戦犯容疑
ソ連抑留10年、そして帰国
息子と娘の2人の親となって束の間 軽い交通事故が元で敢無くこの世を去った。
わが50年の祭忌を ドンナ思いであの世から眺めた事だろう。
自分の血肉を分けた子供が居ればこそ!!
盛大な50年の法要はつつがなく生田の春秋園で行なわれた
わが子孫は持つべき物であると喜んでくれた事と思う
■今年もこの時期=

全国で年賀状の売出しが始まった
I T で簡単な既製品を出す人も多いが1年に1度のこと。
せめて 頭から出した文言で年始めのご挨拶としたい
どんな賀詞にしようかと悩んでいる人も多く特に被災地の知人宛は難しい~
でも印刷でも良いから自らの言葉で近況と心境を丁寧に語り年頭の挨拶をしたい と思う

2011/11/09 12:40 | kyon | No Comments