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前回のコラム『花言葉 改正案』ですが
ふと気付いたら、twitterのtweet数が100とか150とかになっていて
え?何ごと?
プログラムの問題でも起きたのか?
なんて、ちょっとびっくりしてしまいました
tweetを見てみると青いバラの花言葉について
ジャンクステージの須藤さんがtweetしてくださったものが
次から次へとリツイートをされて大変なことに!
今まで、『私とあなた』という世界でしかネットを利用してこなかったので
自分の記事が自分の未知の世界へは羽ばたいて(?)行くのは
なんとも不思議で、くすぐったい気分でした
さらに検索をかけるとこんなのもありました
(どんだけヒマ人なんだ)
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たぶん、そこから派生したのでしょう
どこかの自動ニュース作成サイトで須藤さんのtweetが取り上げられ
見ず知らずの方からのコメントです
“お花畑っぽい脳内の人だな。>素敵な花言葉に替えちゃいましょう♪”
(私の文章の言葉尻を取り上げられておりました)
“貴方の住む街に行くかも知れません…ルルルンルンルン”
(これは花の子ルンルンですね)
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花屋の頭の中がお花畑なんて素敵じゃないですか♪
花の子ルンルン・・・な、なつかしいっっ
この方たちは決してほめてはおりませんが(むしろ逆ですが)
そんな全く知らない方々が私のコラムをちゃんと読んでるのがすごいですよね
ネットの便利さ、早さ、怖さ、でも面白さを
いつもと違う視点からちょっぴり体感してみたできごとでした
さあ、前置きが長くてすみません
ここからが今回のコラムの本題ですが
“花屋とインターネット”について
これだけネットが身近になれば
花屋も近代化をせずにはいられません
お客さまも身近な花屋さんに通っていた時代から
ネットでお気に入りのお店を見つけて
車でちょっとした距離でもおしゃれなお店を選ぶ時代へ変わってきました
センスを問われる花屋なのに
お店のホームページが古かったりいい加減だったりすると幻滅され
まず間違いなく最初のページで閉じられてしまうでしょう
これは私が消費者の立場になった時も同じ行動をするからです
ただ大手の生花店のようにプロに頼んで作るようなおしゃれなサイトは難しい
だって、、、高いのですもの
商売をしていれば、営業の電話をたくさんいただきます
かつて私も7年に渡って営業職をしてきましたので
営業の方には勝手に親近感を覚えてしまいます
電話でしたら時間が許す限りお話を聞いてあげますし
費用的に無理ですと言っても、それでもいいと言えば(もちろん感じのいい方に限る)
直接アポイントを取られて営業されることも多々あります
特にホームページ作成の会社、SEO対策をメインにされる会社の方が
立て続けに営業に来られましたが
3年間、5年間契約で1カ月3万円~・・・無理です(泣
個人経営のお店は、さすがにこれだけの費用はかけられないですよね
だからと言って何もしなければ、間違いなく取り残されますし
これからは少しずつでも経費をかけなければいけない分野だと思っています
私が嫁いで来るまではうちの店もネットはノータッチでした
しかし少しずつネットを取り入れて
ブログをしたり、ネットショップをして中途半端におわったり、
無料の登録サイトに情報を載せたりしながら
今は独自のホームページを作る事もできるようになりました
月315円・・・安っっ(笑
うちの規模では丁度いいと思っています
生花店でのネットショップを成功されている企業さんは
本当に努力のお店です
何の業種でもそうだとは思いますが、生花店は特に大変だと思います
見本の写真を載せたところで
“全く同じもの”が“全く同じ値段”で手に入らないのがお花だからです
季節や天候、物日(イベントやお彼岸などの年中行事)などにより
物量や競値が倍ほど変わることも常です
ですから、かの有名なお花屋さんネットワークに加盟されているお店は
その時に本部で決められたアレンジや花束の商品カタログに載っているお花を
確実に在庫として持っておかないといけないので
それはそれは仕入れに苦労されているようです
同じようにネットに商品を載せるということは
花屋にとっては自分の首を絞めることにもなりかねないので
よほど強い仕入れルートを持っているようなお店ではない限り難しい
ですから、花屋のネットショップを成功させている企業さんは尊敬します
あと最近よくありますが
あれってどうなんですかね?
電話帳のようにお店の名前、住所、電話番号が検索できて
なんならそこに評価やコメント、写真が投稿できるサービスサイト
うちはどちらかというと積極的に取り入れて
せっかく載せてもらっているのならと詳しい情報を書きいれたりしておりましたが
あまりにもそれ系のサイトが多くて登録するのも大変になってきました
また、登録した覚えはないのに、気が付いたら同じ土俵に乗せられて
知らない間に評価されているというのはどうなんですかね?
(近所のおじちゃんおばちゃんがやってるような墓花屋さんも載ってる)
それも資本主義社会では仕方のないことなのかな?