“良いところを伸ばす” なんて言葉がありますよね。僕ら声優の仕事でも、いえ…どんな仕事でも同じかもしれませんが、良いところを伸ばして悪い事はありませんよね。良いところってのは成長も早いですし、何か一つ突出した部分があるならば僕らの仕事では大きな武器となります。
ところがー
僕は元々、あまり良い部分を持ち合わせていないような人間でしたので…
え?「でしたのでって何だよ?お前には今でも良いところなんてないだろ?」ですってーっ!?
ヽ(-@∀@)ノ ウエエン
…ハイソウデス。調子こきました。今も昔も良いところなんて何も無いゴミクズのような人間ですコレでいいいですかそうですか話を続けます!
苦手な部分や悪いところを何とか伸ばそうとアレやコレやと頑張っちゃって来たような気がしないでもない声優人生ですが、僕に何かしら良いところがあって、その良いところを徹底的に伸ばして行ったら人生は変わっていたかもしれません。今より良い人生になったか、悪い人生になったかって話は置いておきますが。
アレができない、コレができないってのは正直悔しかったですし、とにかくガムシャラに色んな事に取り組みました。
そして、今の中途半端に小器用な僕みたいな声優が出来上がったのですが、もし僕に良いところがあって良いところを伸ばして行ったならばどんな声優になっていたのか興味が湧きます。
その伸ばした良いところ的な部分の仕事が多くなるでしょうからある意味、“ある意味で” ですが楽なのかもしれません。
しかしながら、悪いところを伸ばした結果の今の僕は、ソレを後悔しているわけもなく「やっておいて良かった」なんて思う事も沢山あります。
僕はどんな苦しい事があっても結果的に「今が良ければソレでいいや」なんて思いがちな人間なので、ソレはソレでいいのですが、なんと…今は良いところを伸ばして行こうなんて事を思ったりしています!
え?「お前に良いところなんてないだろ!」ですって!?しつこいなぁ!あるんですよ見つけたんですよ思い込みかもしれないですけどねっ!!
ヽ(-@∀@)ノ ウエエイ
良いところを伸ばすにしろ悪いところを伸ばすにしろ、ソレをしっかりやる事が出来れば結果はついてくると思います。どちらを選択するかは人それぞれだと思いますが、どちらにせよ要するにやるかやらないかって事だと思います。僕はやるしかないのでやるしかないのですが。
やりますよ。
この世界で生き延びるために。