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声優という商売をやっていると、何が正解で何が不正解か…という事がわからなくなる事がよくあります。
声優の生き方には正解なんて無いですし、正解なんてモノを求めてはいけないってのはわかっているのですが、自分を向上させるには人の意見というモノに耳を貸さなければならないような部分があるような無いような感じに思います。
僕以外の他人には僕に対する意見が沢山あると思います。他人というのは客観的に僕の事を見てくれるので、自分では気付けないような斬新な意見が得られるような場合もあったり無かったりするわけです。
でも、沢山の人の意見を全て間に受けてしまうと結局、何がしたいのかわからないような “自分というモノを持たない薄っぺらい役者” になってしまうような気が僕はしてしまうので、今の所の僕の結論は「自分がやりたいようにやる」という感じに落ち着いています。
元々、人から何かを教わる事が大嫌いなタイプだってのもありますが、やりたいようにやれないのであれば他の仕事をした方がマシみたいに思っている部分もあるのでやりたいようにやるようにしてます。
ソレが受け入れられないのであればソレはソレで仕方が無いです…なんて強気な事を言いたい所ですが、商売にならないようではソレはただの頑固者なので、余りにも受け入れられないのであればそんな自分を改造して新たな自分を作り上げたりする卑怯者です僕は(笑)。
卑怯者でも何でもいいんです。商売が成り立ちさえすれば。僕みたいなダンゴムシの足みたいな存在の声優はこの世界で何としても生き延びて行く事がアイデンティティなのですから。
「何とでも言え!メシが食えりゃソレでいいのよ!」ってなスタイルがイッツマイスタイル!です!
ヽ(-@∀@)ノ ナンテダササダ!