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2011/05/20

心ここにあらずの時、その心は一体何処に行っているのでしょうか。

未来について悩んでる時は、未来へ。
過去について悔んでいる時は、過去へ。
恋愛や人間関係でで苦しんでいる時は、その相手の元へ。

このように心はいとも簡単に時空を超えて何処へでも行くことが出来ます。
ポジティブな気持ちで未来に想いを馳せるのとは違って
心ここにあらずの時はどちらかと言うとネガティブな状態の時が多いようです。

その証拠に心ここにあらずの時は
あり得ないようなケアレスミスを犯したり
ちょっとしたトラブルに巻き込まれたり
集中力が散漫になり仕事や勉強が捗りません。

肉体面に於いては、心が留守になっている状態なので
風邪を引きやすかったり、疲れが取れなかったり
怪我をしやすかったりします。

心ここにあらずの時は所謂地に足が着いていません。
身体と心が一致していないので、現実感がなくいつもふわふわと
宙を浮いたような感覚で、外に出るよりも家の中で過ごす事を好みます。

ではこういう時にどうすれば良いのでしょうか。

カラーセラピー的に言うとこういう時は「赤」がかなり不足している状態です。
赤には「行動、情熱、地に足を着ける」等がありますが
ここでいきなり赤を身につけたり、身の周りに置くと
逆にエネルギーを吸い取られることにもなりかねません。
それだけ「赤」と言う色にはパワーがあるのです。

こういう時は赤と言う色に拘らず、同じ効果を持つ行動に出るのがベターです。

例えば

散歩に出て自然に触れてみる(鳥のさえずりや風を感じてみる)
大きな木を抱きしめてみる(木はルートチャクラのシンボルでもあります)
裸足で過ごしてみる(出来れば地面を歩いてみる)。
軽い運動をして身体を動かしてみる(肉体を意識する)。

これらの行動を取ることにより、何処かへふらついていた心が
しっかりと自分の中の帰るべき場所に納まり
身体と心と精神が三位一体となって
自分自身をしっかり味わうことが出来るようになるでしょう。

そしてこの三つ(肉体、心、精神)がしっかり手を繋ぎ合うことにより
今この瞬間を生きることが可能になるのです。

2011/05/20 11:38 | kimiyo | No Comments