8月後半ソロモン諸島に行き、9月より全く何事もなかったの如く平常生活に戻っておりますが、
つい先週、謎の高熱に3日ほど攻撃を受けて凹んでおりました。
計った体温のピークは39.8℃。
悪寒も走り、こりゃ完璧にマラリアだ…
と確信しながらも、発熱が日没後だったので病院に行けず、
解熱剤で紛らわす…。
というのが木曜日で、金曜日病院に行き、
ひたすら待たされて、診察というより、問診で終わり、
マラリア蔓延国に行った経過も話したので、血液検査をしてもらう。
そして、結果は午後出るので来て、というので午後行くと結果待ちは変わらず。
やはりな。出ないならでないって行ってくれればいいのに…。
結果は月曜日にwwww
マラリア蔓延国であれば、高熱、悪寒で即マラリアを疑われ、
2,30分で血液検査の結果が出る。
トンガにはマラリアがなく、医療が基本的に遅れているので、
マラリアに対して重要視されておらず、普通の血液検査の感覚でやってくれるんですよねぇ。
その辺が怖い所。
きっとデング熱だと、結構すぐ判定してくれると思うんだけど。
解熱剤が聞いていたので、職場に行き、ちょっと事務処理をやって
そのままベッドの中で過ごす。
土曜日も基本同じ。
薬が切れ始めると、だんだん寒さを感じるようにって毛布に包まり、
解熱剤を飲むと、逆に一気に暑くなって汗びっしょりになる。
当然、毛布は蹴散らかしておりまして、気が付くと寒くなってたり…。
週末な~んとなく復調し始め、今週は平常通り生活を送っております。
で、月曜日の午前中、病院に出かけ、恐怖の血液検査の結果を聞く。
マラリアキャリアになるかどうか…
結果、ノンキャリ
じゃぁ、この熱はなんだったのかというと不明のまま。
まともに診察されてませんからね。
聴診器すら当てられてないし…。
とりあえず、今はほぼ問題なく回復しておりますので、
ご安心ください。
若干、頭痛が残ってますが。
先週末の大いに盛り上がった日本対南アフリカのラグビーの試合は
病気のため、というか、時差が12時間あるので、確か夜中の4時とかそういう時間。
寝てました。
正確に言うと、その4時間前、トンガ時間で日曜日に変わった夜中の12時、
トンガ対グルジアの試合が始まりました。
ぼんやりと見ようと一旦テレビをつけた所、
放映していない…
金曜日は赤い服を来てトンガ代表チームを応援しようと、
国中で盛り上がっているのに、放送されないのか?
ということは日本戦も放送されないなと確信し寝たわけです。
ナゼ放送されなかったかというと、
日曜日だから
恐らくこのコラムの中でも何度か言及しておりますが、
トンガの日曜日は安息日で、営業行為、娯楽行為は基本的にアウト。
テレビ局も営業していない(笑)
わけではなく、キリスト教関連の放送のみとなっております。
なので、どこぞの教会の日曜礼拝やミサのライブ中継だったり、
テレビ局は提携している外国局(?)の放送で、キリスト教関係の番組を垂れ流したり…。
ちなみに、日曜日になった12時、トンガ放送局から切り替わった番組は
オーストラリアのABC放送(だったと思う)で、
オーストラリアン・フットボール(ラグビーとサッカーを融合しいたような特殊スポーツ)を放映してました(笑)
自分たちの主導権じゃないとはいえ、
結果、他局のスポーツ番組を放映するんなら、
特例かなんかをもらってトンガ戦のライブを流せばいいのに…
と思ったのは僕だけじゃないと思います。
トンガ戦、日本戦は後日録画で放送されました。
という訳で、今夜は日本―スコットランド戦ですね。
トンガ時間では日が変わって夜中の2:30から。
夕方からがっつり寝て、12時過ぎに起きて、
カヴァクラブに行ってトンガ人のおっさんたちに紛れて応援しようと思います。
トンガにも日本チームファン多いんですよ。
超親日国家ですしね。
では、また。