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どうも!
もうすぐ5月ですが、早くも夏のような暑さを感じて汗だくの北沢力です。
“プロフェッショナル”
僕ら声優という職業もプロフェッショナルと言われるような仕事ですが、簡単に考えるならばプロというのは “凄い事をする人” というような立場だと思います。
凄い人なのですから当然「凄い」と人々から思われなくてはなりません。
誰にでもできるような事をやっているのであればそれはプロフェッショナルの仕事では無いという事です。
僕の勝手なイメージかもしれませんが、声優の仕事というのは「俺でもできるんじゃね?」なんて思われがちな仕事なのかもしれません。
「ただ喋るだけじゃん」
なんて思われてしまいそうだといういう事です。
その「ただ喋るだけ」の中に声優は色々な技術を詰め込んでいるのですが、声の技術というのはドコにナニが詰め込まれているのかという部分が素人さんにはわかりにくいのかもしれません。
特に僕みたいなふざけた髪型のヤツが適当そうにペラペラペラ~って喋ると、まさに「ただ喋るだけでお金が貰えて楽そうだな」なんて思われるような可能性も無きにしも非ず的などーのこーのかもしれません。
かと言って色々な事を考えて喋っているのだという苦労的な部分を全面に押し出してしまっては何だか格好悪いように僕は思うので余裕ぶっこいた感じに振る舞ってはいますが、内心はアレやコレやソレみたいな色々な事を思って喋っていたり、悩んでいたりするわけです。
そういった表面的な部分ばかりを見られると楽しそうだったり楽な仕事なのかと思われがちですが、僕は楽だなんて思った事は一度もありません。
なんやかんやと言いましたが、結局の所、自分がどう振る舞おうが何をしようが「凄い」と思われるような表現を提供し続ける事がプロフェッショナルな仕事なのですから、どんな方法を使おうと凄ければいいのだと僕は思っています。
自分で言っておいてナニがソレですが「どんな方法を使おうと」という選択が人それぞれなわけですし、選んだ方法によって色々と結果は変わってくるのですが、選んだ方法は人それぞれだけれど、声優に共通しているのは “プロフェッショナルなのだという信念を持って仕事をしている” という事です。
大雑把に言ってしまえば「凄い」と思われれば良いのかもしれませんが、その「凄い」と思わせるだけの技術の内訳を理解して貰えると嬉しいななんて甘ったれた事を言ってみますが、素人さんに理解して貰うのは難しいと思うので「凄い」と思われるように頑張りたいと思います。
結局、何が言いたいのかわからなくなってきたのはいつもの事ですが、プロという肩書がついた仕事で楽な仕事なんて無いという事です。
「一生勉強だ」なんて仰る大先輩は沢山いますが、本当にその通りだなと思います。こんな勉強嫌いな僕がよくもまぁこんな大変な仕事をやって行けてるなとも思いますが、若い頃に勉強をしなかったので逆に勉強が楽しくなっているのかもしれません。
勉強しなくてよかったー!!
ヽ(-@∀@)ノ ソレハチガウヨネ