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2015/01/28

 

こんにちは!
プロ野球の開幕が待ち遠しい季節になってきましたが、オフシーズンの暇つぶしの為に買ったドカベンのDVDが思った以上に長すぎて開幕までに見終わる事ができるか心配な北沢力です!

 

僕はこれといった武器が無いようなタイプの声優なのでよくもまぁこんなヘッポコが今までのらりくらりとやってきたなぁと自分でも感心してしまう程なのですが、ヘッポコだからといってそれをヘッポコのままにしておいてしまうと、それは本当のヘッポコになってしまうような気がしたので何か武器になるような表現を模索した結果、アレもコレもと色々な表現に手を出し、結果…器用貧乏的に色々な事ができるようになってしまいました。

 

好奇心もあったのですが、色々な事をやってみたいという気持ちも大きかったんだと思います。「色々な事ができた方が仕事の幅が広がるんじゃねーかなー」なんて事も思ってたように思います。要するに小心者なので色々な事ができるようになっておいて「アレがダメだったらコレで!」というような “保険をかけるような発想” かもしれませんね(笑)

 

しかしながら、そんな僕みたいなヘッポコな発想ではなく、一つの声で売れてる声優も多い(?)ですよね。

 

「何をやっても○○さんってわかる!」みたいに、声を聴いたらその人だとわかるという感じの声優に憧れを抱きます。

 

なんて言いますか…

 

ストレート一本で勝負しているような感じでかっこいいですよね。

 

え?
じゃあ、お前もストレート一本で勝負してみればいいじゃないか…ですってっ!?

 

いやいやいやいやいやいや!

 

それは無理です!

 

僕のストレートは115km/h位しか出ませんもの…(笑)
ヽ(-@∀@)ノ オソー!

 

ストレート一本で勝負できるようになるには180km/h位のスピードが必要だと思いますので今の僕にはとてもとても…(泣)

 

しかし、僕は球種を増やしました!

 

落ちてるか落ちていないかわからないようなフォークボールと、スライドしてるんだかしていないんだかわからないようなスライダーと、115km/hのストレートを早く見せる為の75km/hの超スローカーブと、打者の内角をえぐりもしないシュートと、投げるまでどんな変化を起こすかわからないナックルなどの変化球を駆使し、やっとこさっとこ打者を打ち取るわけです。

 

200km/hの剛速球が投げられるのであれば他の変化球なんか要らないのかもしれませんが、僕にはそんな剛速球はありません。あの手この手でどうにか打ち取る策を考えなければいけません。

 

こんな中途半端な変化球でも沢山の球種があれば、工夫次第で打者を打ち取れる可能性が出てきます。115km/hのストレート一本しか投げられないのであれば、僕はマウンドにすら立たせて貰えないでしょう。

 

200km/hの剛速球のみで打者を打ち取っている声優のイメージと、僕みたいにやっとこさっとこあの手この手で打者を打ち取っている声優のイメージでは、圧倒的に200km/hの剛速球で打ち取っているような声優の方が断然目立ちますよね。それが売れる売れないという差なのかもしれません。

 

僕のような色々な球種を操るタイプは、球種の選択を間違えると痛い目に合います。なので一球一球慎重に考える必要があるのですが、200km/hの剛速球さえ投げられたら、そこまで細かく慎重に考える必要は無いのかもしれません。200km/hの球が来るとわかっていても打者は打てないわけですから簡単に打者を打ち取れるんですからね。

 

とは言うものの、200km/hの剛速球で打者を打ち取ろうが、ヘッポコ変化球で打者を打ち取ろうが、打ち取れればいいのです。一人一人の打者に自分なりに立ち向かって行くだけです。

 

ただ、売れたいのであれば、ど派手な剛速球や、キレッキレの変化球などの武器を身に着けて「アイツは凄い」と思わせる必要があるのでしょう。

 

今はヘッポコな球種ばかりでのらりくらりとやってきた僕ではありますが、一つ一つの球種を磨いていって、いつか500km/hの超剛速球と、打者の手元で直角に落ちるフォークボールに、消える魔球を身に着けて「アイツは凄い」と思われるように頑張りたいと思います(笑)
ヽ(-@∀@)ノ ソノタマキャッチャートレナイヨ

 

一生勉強です。

 

意味不明なコラムになってしまって申し訳ありませんでした(笑)

 

2015/01/28 12:00 | riki | No Comments