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タオ島のサイリー・ビーチはのんびりとした素朴なリゾート。
ビーチ沿いの小道の両脇には色々なお店が並んでいます。
ダイビングショップ・マッサージ屋・食べ物屋・土産屋・タトゥー屋・ネットカフェ
ダイビングショップ・マッサージ屋・食べ物屋・土産屋・タトゥー屋・ネットカフェ
ダイビングショップ・マッサージ屋・・・・(以下同文)
そんな中に少し目立つ店構えでフリーダイビング・スクール「アプネア・トータル」があります。
入り口は窓も扉もなく、全開。大きなモニターでフリーダイビングの映像が流れています。沢山のクッションが置いてある大きなソファはつい座ってみたくなる。まるでタイマッサージやお土産屋のように気楽にフラっと入れる雰囲気です。
フロントの奥にはガラス張りのレクチャー・ルーム
ロングフィンやモノフィン、フリーダイビング用のシンプルな機材が並んでいます。
■「通りがかり」のフリーダイビング
さて、この島を訪れる人の大半はスキューバダイバーかと思いきや、長期旅行中のバックパッカーもかなりの割合を占めているように思います。あとはヒッピーなパーティ・トラベラー。特に隣のパンガン島は夜のビーチで繰り広げられる野外レイブ、フルムーンパーティで有名。彼らがついでにタオ島に立ち寄ることも多い。
つまり、昼間とてもヒマな人が多い。そして皆、滞在期間がもの凄く長い。そんな彼らが昼間フラフラと小道を歩いているうちに「フリーダイビングでもやってみるかぁ〜。ヒマだし、海綺麗だし。安いし」となるわけです。たぶん。
そしてバックパッカーやヒッピー的なものを好む人たちの志向に、フリーダイビングのナチュラルさはFitするのかも知れません。
というわけで、アプネアトータルでは、フリーダイビングを始めたきっかけが「通りがかり」だったという人も結構いるようでした。日本ではなかなか無いパターンですよね、これは。笑。
ただ、きっかけはそんなに気楽でも、いったんハマった人がとことんのめり込むこともしばしば。私が滞在中知り合った一人は当初フリーダイビングなんて知らずに、軽い気持ちで体験してみたらすっかりハマってしまい、かれこれ1ヶ月ここで本気で修行している、とのことでした。
ふらっと通りがかるとこんな映像が流れています。
■Blue Immersion
島にはもう一件、「Blue Immersion」というフリーダイビングショップがありました。ここもApneaTotal同様に、経験とスキルと健康の証明出来ればdrop in可能でした。SSI系でとてもしっかりしており、とても親切。一日くらいここでトレーニングしてみようかと思っていたのですが、今回は時間が取れずに諦めました。
きっとここからも「通りすがりのフリーダイバー」が生まれているのだと思います。
このお店の並びにはタトゥー屋、そしてオカマバー。こんなカオスな感じも、ザ・コタオ。ザ・サイリービーチなのでした。