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2014/12/30

クリスマスの夜、行われた合唱団のコンサートが無事に終演いたしました。
まず、自身の反省点からいうと、「歌い手としてのコンディション」が最悪であったことを恥じます。
言い訳をすると、最初に予定していた本番日は2週間前だったことと、毎年この時期出演しているオペラ団体での出演がなくなったためクリスマス期間は副業を夜勤での出勤を了承してしまったのです。
歌い手は、11月12月がオペラのほかに第九やメサイヤのソリストオファーの殺到する時期である
(注:私のようなピヨピヨ歌手にはまだまだそんなオファーなどいただけるはずはない。。が、同世代や後輩にはソリストデビューしてキラキラしてる者はいる、羨望。)はずなのに、
この私ときたらお恥ずかしいことに閑古鳥が鳴く状態で新年に本番を一つ控えてはいても、稽古でひたすら忙しいというわけではなく貧乏暇なしで副業に明け暮れることを選んでしまったのです。

最近、歌い手にあたる先輩に「歌い手としていつでも仕事が来てもいいように身体をあけとかねばならないと私は思うから、副業をするにしても本業とする歌の仕事を優先できるような生活を送るのも大事だ」と言われたばかり。

そう、夜勤にして声を出さない仕事で声帯を守ろうだなんて魂胆がまったくもっての間違い。
4日連続で夜22時から朝10時の勤務をしてから徹夜でステージに乗るなんてことが無謀で舞台に対して失礼でした。
声を出さなくても、疲労は声帯に負担がくる。馬力で声は出たものの終演後は扁桃腺がものすごく腫れていました。
もし、次の日が本番だったらどうしていたのでしょう。…稽古の予定ではありましたが。

2014/12/30 06:39 | uika | No Comments