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2011/04/16

ついに、おたる水族館の神前和人が写真集を出した。

http://otarusanpo.exblog.jp/13393489/

ボクもそろそろ写真集くらい2、3冊出さねばならんなぁ、と思ってグアムやサイパンの砂浜で自分の裸を撮っていたところだったのに、先を越されてしまった。

彼と初めて会ったのは、もぉ何年も前で彼もボクも、お互い水族館プロデユーサーの中村元さんhttp://blogs.yahoo.co.jp/kapaguy/MYBLOG/yblog.html

の弟子で、中村さんがやっているトークライブに行った時だ。東京だった。

会ってすぐにわかったのは、目がイイ。

輝いていて、やる気と情熱に満ちていて、おぉ、やっぱり師匠の弟子だ!同じ血が流れているのが北海道にもいるんだなぁ、と思ってやたらワクワクしたのを覚えている。その辺でよく会う、死んだサバの目飼育員とは違った。

熱く語るし、何より性格が優しくて、なおかつ、正しいと思ったらダメなものはダメ!いかんものはいかん!!長いものには巻かれない!!!という意思の強さや、そこからあふれる水族館&生き物に関係した高い戦闘力を感じた。そして、イケメンであった。

「水族館人だ♪」

と感じて、ものすごく嬉しくなったのを覚えている。

その後、中村さんのトークライブが開かれるたびに、貯めたヘソクリで彼は北海道から飛行機で、ボクは愛知から新幹線で東京へ向かい、何度も会うようになった。今もそれは続いている。冬の回では、大雪で小樽から飛行機が飛ばなかったこともある。

そのうち、同じような熱血飼育員たちも地方からいっぱい東京へ集まってきて、トークライブ後に中村さんを囲んでの「チビッコ水族館長・動物園長会議」という(とっても真面目で真剣な議論をする)ドンチャン騒ぎへと発展し、ボクがその議長、彼が副議長に就任した。

ここまで書くと、彼は本当に優しくてマジメでイイヤツなのだが、実はエロさも兼ね備えた超スーパー水族館人で「チビッコ園館長会議」で出会った遠距離のかなり美人なオナゴと、みんなの隙をついて結ばれてしまった。この点はボクは到底かなわない戦闘力の持ち主である。弟子にしてほしい。

いつの間にそんな交流を持ち、いつのまにそんな発展をしたのか、ただただビックリした奇襲行動と、やはり彼の強い志とブレない心がもたらした成果であった。弟子にしてほしい。ウワサが表面に出始めた時は福島のオナゴなのか???と、ウスウス感付いてはいたが、それはオトリでロックオンは大洗であった!ボクは鈍感すぎた!!という歴史に残る大事件だった。

あ、そーだ、彼と話してボクもカメラを買った。そうなのだ、彼のスゴイのは写真である。ブログを見ればわかるけど、ものすごく優しくて温かみのあるイイ写真を撮るのですよ!で、写真集を出すまでになったのですね。

彼の水族館の中の組織内では彼は若いから、上にはいっぱい上司がいるのだろうけれど、そういう状態で水族館の若い子が一人で写真集を出すというのは結構大変な内部事情があり、モロモロの苦労はよく東京で話もした。応援もあれば妨害や否定する人もたくさんいる。

だが、彼はひるまず、何度も厚い壁に立ち向かって思いを実現させたので、エライなぁと思う。ブレない志と、よく考えた末の正直で正しい思いをつらぬくように前を見てひたすら進み、実現させてメチャンコ喜ぶ、というのはスバラシイことだと思います。これぞチビッコ園館長メンバーの精神であり、お手本ですな。

今回出た写真集は本当に心温まるステキな写真が満載。ぜひ明日、3冊買ってくださいね!通販もあるみたいです。

そして、ぜひ、野生のトドが展示区画のトドプールに潜入してくるという、おたる水族館で遊びに行ってみてください。竹島水族館にも来てください。

ボクは少し待ってみて、サイン入りの本が送られてこなかったら、自分で700冊くらい買おうか迷っています。

神前君のブログ

http://sensuibaka.exblog.jp/

2011/04/16 08:47 | kobayashi | No Comments