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2014/12/15

10月にJJFが終わってからというもの、
大道芸ワールドカップin静岡があり、社会人大会があり、スマブラやモンハンがあり、など、とても充実した毎日があったため、チャンピオンシップの感想がこんな時期になってしまいました。
流石に記憶も薄れてしまったので、当時自分で書いたメモを見つつ、さらに公開されているチャンピオンシップの動画も再度見ながらです。ちょっと感想は拙いかもしれません。

今、ジャグリングの世界というのは、どんなに目の前で凄いことが行われていても、
凄いとわかる人は反応するけれど、それがいかに凄いことかをちゃんと解説できる人というのが必要なのでは、と思っています。
今、そういうことができる人というのはあまりいないように思いますので、僕が書かせていただこうと。そのため、(普段もそうですが)今回の記事は対象をジャグラーに絞って書いています。(Junk Stageの趣旨と合わず申し訳ありません。)
そのため、用語解説などはあまり入れませんのでご了承くださいませ。

まずは、チーム部門から始まります。

1 おどうぐがかり
二人ともよく知られたジャグラーで(※実は僕は言われて気がついた)
その二人が組んだとあらば、当然パフォーマンスはえぐいものになります。
バケツ、バスケット、はりぼての草など、牧場かピクニック、といった感じの背景があり、BGMもポップで、衣装もさわやか!!って感じで、かわいらしい雰囲気だったのですが、その印象と技のえぐさとのギャップが面白かった。
もちろんそれだけではなく、技術的にも高等なもの(特にボディースロー!)があり、
しょっぱなから会場を沸かせまくっていました。
彼ら2人組は十分に2人組ということを生かした技があったし、一人ひとり個別で高度なテクニックを持っており、
両方が同じ技(しかも高難易度の技!)にトライをしていたのが印象的でした。

2 こうぼくず
今度はYシャツスーツ姿の二人組の登場。
バウンスボールはソロでもオリジナリティを出しやすい道具ではありますが、2人組になることによって
さらにオリジナリティあふれる技の数々が特徴的でした。
舞台の使い方がよかったと思います。広く使えていただけでなく、単純に技だけで見せず、例えば片方を寝かせた状態で、それをまたぐように構えてそこまら5ボールバウンスなど、見せ方の工夫が随所になされており、
バラエティが生まれるように意識されていたのではないかと思います。
衣装がびしっとしていたのも見ていて印象がよかったですね。

3 ピントクル
ここのところ随所で話題になっているチームパフォーマンス「ピントクル」が満を持してチャンピオンシップに登場です。
話題になるだけあってさすがに演出周りには隙が無く、
切れの良い動きが大変よくて、シンクロするところ、シンクロしない所などのメリハリがきいていて、二人の世界に引きずり込むことに見事に成功していました。
それよりは、やはり高度なテクニックにひかれます。ボディーバウンスや首のまわりを利用したチーム技は素晴らしかったですね。ルーチン中、いたるところから「うぉー!!!」と歓声が上がっていました。
一番盛り上げていたのは6ボールと謎のダンスのパートですね。
(この部分だけではないのですが)構成が練り上げられているなと感心しました。
ちなみに、僕の右後ろの席にウェス(※世界的に有名なジャグラー。)がいたのですが、このチームが終わった後、大興奮して
“Sickness!! Sickness!!”と大喜びしていました。

4 Loop7
世界最強のパッシング強豪校である東京大学のジャグリングサークル、マラバリスタの2人組。
特別な演出などはなかったようですが、自分たち独自の色を出そうと、
随所にあまり見ない手法のパスを入れていたのが好印象でした。
純粋にレベルの高いクラブパスでした。数が多い状態で、お互いに顔を向かい合わせている状態から片方が相手に背を向けたパス(バック・トゥ・フォワードとでもいいましょうか。)、からの互いに背を向けた状態(バック・トゥ・バック)にダイレクトに移行するなど、投げ始め~フィニッシュでポーズを決めるところまでがとても長く続けられている箇所が何カ所かあり、技が途切れずに「続く」ことに対しての驚きの声が上がっていました。

チーム部門総括。
全チーム共通してドロップが多かった印象がぬぐえず、特にどのチームも最後の大技を失敗しており、
「気持ちよく演技終了」とならなかったため、「飛びぬけたな!!!」というチームがいなかった感じがします。(強いて言うとLoop7だけはクラブの取りこぼしが1本だけだったので、まあ成功とみなしても良いような気がしますが……やはり最後の大技だけは全部回収してほしい。)
そんな中でも、成功させた技の難易度の高さで「おどうぐがかり」、
キレがよく、構成も素晴らしかった「ピントクル」の2組から優勝が決まるだろうなと思っていました。
3位は単純に使っている道具の難易度の高さという意味でクラブ2人組だろうなということでLoop7。
個人的には独特な演技で会場を沸かせたピントクルかなと思っていたのですが、
決めた技の難易度の高さ、あとは決めた技の数という意味か、優勝は「おどうぐがかり」でした。(ピントクルは2位。3位は予想通りLoop7。)

ただ、
優勝したおどうぐがかりも、他のチームも、「自分たちはもっとできる!!」と思っているのではないでしょうか。来年以降のリベンジが期待されます。

次は女性部門。

5 齋藤栞
男性顔負けのテクニックを持つシガーボックス使い。
ドロップの印象がほとんどなく、(それまでの出演者が全体的にドロップが多いという印象があったこともあると思いますが)、抜群な安定感があるように見えました。
勿論、決めた技の難易度も非常に高度で、女性部門のレベルの急上昇に一役買っていたのではないでしょうか。
やや、シガーボックスを持ったまま動く、あるいは、単一の技を連続して決める、という箇所が多かったと思います。全体的にとぎれとぎれになってしまっていたので、シガーボックスならではの「音に合わせた演技」をこれから覚えていくのがいいんではないでしょうか。
ただ、その部分を差し引いたとしても技術的に大変ハイレベルだったと思います。
さらに今後ものびしろが感じますので、今後演出面を強化すれば、本物の強豪シガーボックス使いになるのではないでしょうか。

6 須田恵梨華
躍進する日本のディアボロ界の中で存在感の高い女性ディアボリスト須田さん。
噂通り、素晴らしい腕前の持ち主で、技術は男性陣も顔負けだったのではないでしょうか。
ドロップも少なくて、完成度が高く、さらに、ハンドスティック(持ち手)ではなく糸の部分を持ってディアボロが糸に絡まった状態でハンドスティックをぐるぐる回す、「インテグラル」と呼ばれる技のバリエーションなど、派手技も組み込まれていましたね。
流石に日本の高度なディアボロ界の大海に足を踏み入れているだけあって、
広く舞台を使っているところとか、ステップとあわせて技を移行させてるところか、完全にわかっているなあという感じ。本当に隙が無くて素晴らしかったです。

さて、女性部門は2人しか決勝にコマを進めておらず、
この2人で優勝を争うというものですが、
この2人から優勝を予測するのは大変困難だったと言いたいです。
あくまでルール上からの判定ですが、
難易度は高次元の争いでしたが齋藤さんが高かったか。
完成度もどちらかというと齋藤さんだったと。
演出と構成は須田さんでした。
希少性にはほぼ差異はなかったはず。
そうなってしまうと、各カテゴリの2人の「差」の開きから判定するしかないと思うのですが、
「演出」「構成」での須田さんの優位性が「難易度」「完成度」の齋藤さんよりも差がついていたのではないかと思いました。
よって、僕の最初の考えでは1位が須田さん。
……ということを休憩中に隣にいたK君(サークル仲間)に話したところ、
「いやいや、竜半さんはシガーボックスに厳しすぎる」
と駄目だし。
自分が使っている道具なのでどうしても厳しめに取ってしまっているのではないかというわけです。
それもそうかと、予想を1位齋藤さんに変更。
つまりは、そういう他人の意見で簡単にひっくり返るような僅差の予想だったと言えます。

で、結局は1位が須田さん。
そして、通常出場者が2名の場合は「2位」という形では表彰されないと思うのですが、
今年は「2位に相当する」という理由で齋藤にも2位として表彰がされていました。

男性部門です。

7 西島公則
男性部門の一番手は飾ったのは西島さん。
全体的に正統派なボールジャグラーという印象でしたが、舞台の使い方がうまかった!
ボールを一気に投げ上げてキャッチする、というような演出を何度もやっていましたが、これがとてもきれいに斜めにわかれていて印象に残っています。
前半は3ボール、後半は4ボール以上という形でした。一般的に、3の時は舞台を元気よく動きまわっていて4以上になるとその余裕が無くなる…という形になりがちなのですが、西島さんはそこもちゃんとフォローアップされており、4ボール以降も元気良く舞台の上を動き回っていて、終始広く使えていたな、という印象です。
1番手というのはこういう大会だと記憶が薄れがちなのですが、
しっかりと皆さんの記憶に残っているのではないでしょうか。

8 たくぞー
いまや、「社会人ジャグラー」といえばこの人の代名詞ではないかとも言える、たくぞーさんの登場です。
普段から僕をいじることに全力を注いでいるたくぞーさんですが、いじるのは僕だけではなく当然クラブのいじり方もうまい方です。
まず最初に「クラブ」という道具は、その道具単体が扱うのに難しい道具であるということを言っておかねばなりません。
そのうえでもってのあの安定感の高さ。1ルーチン目はなんとノードロップ。
これがどれくらい偉大なことなのかはクラブジャグラーでしかわからないでしょう!!
もう、このノードロップだった段階で僕は泣きそうになってしまっていましたよ。
勿論、完成度重視のあまり難易度を下げているということは全くありませんでした。
2ルーチン目で少しだけドロップがありましたが1ルーチン目がノードロップだったので目立ってしまっただけで、「少なかった」といえるでしょう。とても完成度の高い演技だったと思います。
数々の舞台を経験しているだけあり、演出には貫禄を感じるくらいの余裕があったと思います。(後からの反省で自ら演出に「滑った」といっていましたが、「あえて滑る」というのも演出の一つだと僕は思います!)

9 亀井大輝
去年のこの時期くらいからか、社会人大会優勝、じゃぐなぎ杯3位、浜松ヨーヨーコンテストディアボロ部門優勝と、
僕が知っている大会の優勝争いに必ず絡んでいる亀井君の登場、
そこまで毎回演目の内容を変えているわけではないのですが、
彼は必ず会場を盛り上げるんですよ。 この強さは何なのかなぁと思うのですが、
やはり、構成がいい。客層を読み、観客が好きな技を正確に突いてくるのは
彼のセンスなんだろうなぁと思います。
そして、スピード感とメリハリ。2ディアの独特な技や、彼の代名詞と言える4つ縦まわしが目立ってしまうのですが、そこまでつなげる前の1ディアのスピードとメリハリのある技が彼のもう一つの強みなのかなぁと思います。
まず、1ディアでがっと客をつかむ。そして、その勢いそのままに2ディアに突入して、
見たことのないような技で盛り上げ、最後の4ディアの「あの技」につなげていけるというのが
彼が会場を盛り上げる「テクニック」というやつなのかもしれません。
さらに、彼は1回もディアボロを落とさなかった。「ノードロップ」で演技を終了させたことも付け加えておきましょう。

10 武倖平
JJF個人部門の女性部門から始まり、
男性部門に突入してから、「西島」「たくぞー」「亀井」と、どんどん会場のボルテージが盛り上がっているところに登場した高校生。
この彼がまたさらに会場を盛り上げることになるとは想像していませんでした。
1ルーチン目は3ボールの足周りを中心としたえぐいボディースロー。
2ルーチン目は「ピンボール系」と言われる、両腕を体に密着させて脇を転がすような技を中心としたナンバーズ(多くのボールを扱うこと)。
概して、日本人は、一つのテーマがあって、それをひたすら応用していくような演目が好きでして、その観客席の心をがっちりつかんだ演技だったと思います。
まずは3ボール。まるでヌンチャクが足にまとわりつくような投げ方&取り方は何だったのでしょうか。人間技なのでしょうか。
しかも、この3ボールがナンバーズの布石となっているのだからたまりません。
ピンボールにサイトスワップを混ぜた技の数々……からの3ボールで見せたボディースローをここで混ぜてくる!!これはえげつない。
そして、何よりもその技が「決まる!」
多少失敗もあったのは間違いないのですが、とにかく多くの技が「決まり」、その都度どんどん観客のボルテージを上げていった。
技の順番とか、「演出」とか「構成」の話は一切しなくてもよく、「小細工なし」という言葉がぴったり。ガンガンにストレートのみで攻めてくるような感じで、それを喰らいまくってしまう観客。とにかく我々観客のジャグラーが一番見たいものを見せてくれた。という感じの演技だったと思います。

11 豊田真希
このボルテージの最高潮の高まりを受けて登場したのがクラブジャグラー豊田さん。
こちらもこれまでのジャグラーに負けないくらい高度なジャグリングでした。
3クラブでは、一回見ただけでは何が起こっているかわからない複雑な動きを含んだ技の数々。普段は流れるように演技をしておいて、時々規則性が生まれる技を行う、相当技術力のあるジャグラーならではの見せ方をしていました。(ボールならできる人は多いのですが、これをクラブで出来る人は希少!!)
4クラブも凄かったのですが、5クラブもキックアップから始まり、バッククロス、ピルエットなどの凄まじい技の数々。武君と同じく、「小細工なし!」という感じだったと思います。
最後、7クラブが成功していたとしたら、JJF史上なら初のことですし、世界的に見てもそうは前例がないはず。あれが成功していたら、あるいはあれをやっていなければ、上位入賞もありえたと思うのですが、残念ながら失敗に終わってしまっていました。
それを舞台の上で挑もうという気持ちはジャグリングをする者のプライドとして大変わかります。
(僕もIJA2010でシガーの5アップピルエットに挑戦して結局失敗に終わった……)
そういう果敢に挑む気持ちは大変素晴らしいと思います。

12 松村高朗
休憩をはさんでJJF常連、カーキくんの登場。率直に「ああ、いい演技だったな」と思います。
こうやって毎年JJFの感想を書きながら言うことではないかもしれないですが、正直言うと、チャンピオンシップは技術点やら演出点やら、リスクを冒してでも高度な技に挑戦するとか、勝とうと思うといろいろ意識しないといけないことがあって、
ともすると、自分のスタイルを曲げて挑もうとする人もいるのかもしれません。
彼の演技は、勝敗は別として、「やりたいことをやっているな」という感じがとてもしましたし、
変なプレッシャーなく演技ができていたんじゃあないのかなぁと思います。
そんな「自分がやりたいこと」をチャンピオンシップの舞台でできるのは、
カーキ君の地の強さがあるからこそ許されるものなのでしょう。
(つまり、「素」で「技術」も「演出」も日本トップクラスであるということ。)
彼にはそのスタイルでいてほしいと思うし、きっとフォロワーもたくさんいると思います。
無論、審査的観点から見ても、ミスが少なく完成度が高かったと言えますし、
観客を独特の世界観に引き込んでいて素晴らしかった。

13 Teku
うんぱっぱーTekuさんの登場。コンタクトジャグリングの名手として名を馳せている超人です。
一時期流行りまくったマイムやマジックのジャンルと隣接する「見せる」コンタクトジャグリングではなく、
技術で勝負するコンタクトジャグリング。人知を超えたバランス感覚と、ものすごい集中力を必要とするジャンルです。
コンタクトジャグリングというと、2012年優勝のやなぞーさんがあまりにも有名ですが、
Tekuさんは彼よりも大きなボールを使っての演技。
コンタクトジャグリングは、最終的なフィニッシュが手の甲や手のひらでピタッと止まる技というのが多いのですが、彼が挑んだのはさらにその上。指先でのフィニッシュ。彼を象徴する、人差し指と中指の上でボールをバランスするテクニックや、小指の上、立てた親指の上など、信じられないところでボールをバランスして止める
さらに、2ボールでは雪だるまのように、1つのボールの上にもう一つボールを乗っけて腕の上を転がしたり、そのまま投げてもう片方の手でキャッチしたりとか、物理学の法則を根底から揺るがさないか心配してしまうような技の数々。何故そういうことができるんだろう!?
最後は4つのボディーロールまで挑んでいました。コンタクトジャグリングの技術の最先端を見た気がします。

14 深河晃
先日大絶賛したギアの出演者の一人、というか僕が見た回に出演していたジャグラー、深河晃君の登場です。
なんというか、まあ……
動きも、構成も、技をやっている時の表情も、あまりにも一つのパフォーマンスとして完成されすぎており、
第一線で活躍する「本物の」(←ここ重要!)プロの実力というやつを食らった気がします。
「技」単一としては凄く印象に残った!という技はないのですが、もう、流れとして完成されすぎてしまって、そういうことを気にすること自体がナンセンスなような気がします。
そんな彼がディアボロを落としたのは最後の技、4ディアボロたった1回だけです。
その1回ですら、再挑戦の後4ディアは完璧な安定感で空中に投げ上げられ、さらに4つ投げ上げた後ピルエットをして成功をさせました。
むしろ、そのドロップは演出だったのではないかと思ってしまいました。
んー。「流石」という言葉しか出てきません。

15 山本賢哉
男性部門も最後。山本さんが登場。こちらは正統派なボールジャグラーです。
7ボールの安定感、5ボールのバッククロス、リバースバッククロスなど、高度なジャグリングが「続いている」という印象が残っています。最後の技、7ボールの「db97531」を本番の舞台で決められるのも素晴らしいですね。
何かしらのキャラクターがあったりとか、特別な演出があったりとか、そういうことは無かったのですが、例えば、高度な技をやる時に少しタメがあったりとか、ただスタートするだけじゃなくて、3つのボールを投げておいて、床に置いてあるボールを拾ってダイレクトに5つにするところとか、工夫があって好印象です。

さて、男性部門。
今年はまたレベルの高い戦いでした。例によってシガーボックス・デビルスティックが決勝に残っていないのですが、だいたいこういう時はトスジャグリングのレベルが「本当に」高い時と相場が決まっています。
僕の予想ではすべてが完成されていた1位深河晃、
技術力ガシガシで見たい技を見せてくれた2位武倖平、
ノードロップ、さらに盛り上げで会場を味方につけた3位亀井大樹で
90%くらいこの順位で確信していました。
この3人に次いでいたのは完成度の高さと難易度の高さでたくぞーさんだったと思いますが、
盛り上がり方でこの3人には及んでいなかったか。
武くんが「一番観客が見たかったジャグリングである」という意味で1位になってもいいんじゃないかという思いもあったのですが、
これはJJFという大会であり、得点のカテゴリである「エンターテイメント性」「構成」2つの面で完璧だった深河君には及んでいなかったなぁと。

しかし、ふたを開けてみると、
1位 武
2位 亀井
3位 深川
でした。
会場で聞いたときは「おおー! 随分と観客目線の順位のつき方だなぁ」……と思ったのですが、
その後聞いたところによると、深川君は最後の技をミスしたため、タイムオーバーで減点されていたとか。
この減点がどれくらい響いていたのかわからないですが、深川さんの順位に影響はあったのではないかと推測します。

それにしても、何故日本のジャグリング界は、こう次から次へと凄まじい人材が生まれてくるのでしょうか。
このジャグリングという趣味を持って、目の前でこういう凄まじい競争が繰り広げられるのを生で目撃できるのは本当に素晴らしい。
また来年が楽しみです。

男性部門に優勝した武君、2位の亀井さんは動画が公開されています。
こちらで、今年のJJFの盛り上がり方を感じてください。

↓男性部門1位 武くん

↓男性部門2位 亀井さん

2014/12/15 12:01 | ryuhan | No Comments