« | Home | »

2014/11/30

タッチ
【Touch】2012-2013年

昔から数字が好きで、そのモチベーションをどう使えばいいか分からず、
大学受験の時には、漠然と、数学者になるのか?と思ってみたぐらい。

このドラマのキーパーソンとなる、言葉を話さない少年ジェイク、
世の中の歪みが数字で見えその数字を追うことで歪みを取り除く、というハナシ

リドリー・スコット兄弟の“ナンバーズ”というのがあって
それは、世の中のもの全てが数字で表すことができる、というハナシで
割と好きだったけれど、この“タッチ”の考え方、矛盾や歪みいくつも組み合わさり
同じ数字でつながっている、という、superstitious、な方が
なんでも数学的に説明できる、と思っている最後の一歩
0と1が説明できないことが根底にある、と知っているから、肌に合う。

オープニングの映像と音楽が幾何学的で美しく、大気を感じる。
何話に一度か言葉を話さないジェイク少年の心の声がイントロで入り
それがオープニングに続くと、なんとも言えない、感動がある。

未来は知ることはできないし予測できない
だからこそ恐ろしい
でも未来を知る方が恐ろしいこともある

There are few things in the world more frightening..
than the future stretching out ahead of you, unknowable and unseen.
But sometimes the most frightening future is the one you do know.

未来を知る方 “が” 恐ろしい
the one you “do” know

強調として使われる “do”
知る“コト”が恐ろしいコト

何か本当にそう思う、と伝えたい時に、動詞にただdoを付けるだけで、
すごく響きがアテンションをひき相手にも伝わりやすいので、
私は割と好んで使っていたし、今でもよく使う。

いいテンポで続いていたけれど、キーファーサザーランド主演で
24ほどの視聴率を上げられず、2シーズンで終わってしまったのが残念。

2014/11/30 11:59 | masaki | No Comments