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2014/10/31
皆さん、おはようございます。
時代に即した表現というのは何にでもありますが、
最近感じたことをつらつらと。
リゲインという栄養ドリンクのCMですが、
24時間戦う、というベースの言葉があり、
このリゲインが出た、バブルの余韻がまだあった頃と、
そして今とでは、CMのやり方が違います。
昔は、24時間戦えますか?
だったのが、
今は、24時間戦うのはシンドイ!
と言い放って3、4時間持たせようとしているのです。
これ見て私は時代というものを改めて考えました。
今、24時間戦えますか?とCMを流しても、
過労死が問題となっている昨今、
クレームの嵐が押し寄せるに決まっています。
では逆に、昔に24時間戦うのはシンドイ!
と放り投げたCMを流したら、さてどうなるか。
営業的には宣伝する意味を失うでしょうし、
奴隷の如く休みなしに働くことを否定しては、
これまたクレームの山でしょう。
まだまだそんな世代が現役だったのですから。
では実際に、今では3、4時間頑張ればいいのかもいえば、
そうは問屋が卸さないのがご時世でして、
人手不足と、雇えない財務状況とのジレンマに陥っている、
それが実態ではないかと思います。
それを24時間戦うのはシンドイ!
といって誤魔化しているように感じます。
2014/10/31 07:22 | bonchi | No Comments