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最近、もうひとつ悩んでいたことがありました。
たくさんの人に高橋のうたを聴かせて、校友会の総会に歌わせる場を設けてもらえるようにと、どうにかあそこの場、ここの場、初めて訪れるであろう合唱団の練習に歌いにいきなさい、と動いてくださる方がいらっしゃいます。
本当に御好意なので、紹介していただいた団体が是非とも歌いに来てくださいと言ってくだされば、どんな響きなどデッドスペースであっても、ピアノがなかろうと、アカペラや音源を持ち込んで歌いにいくのです。
ありがたいです。
しかし、「ここで歌いなさい、話をつけとくから」と言ってくださった方の話から
先方があんまり訪問を乗り気でないかな…と感じるやりとりがあったのに、それでもいいからきてね!と紹介者から言われると…
ハッキリお断りしづらいことがありました。
とあるアンサンブルチームの団体に突然現れて、貴重な練習時間をいただいた上で、合唱とは違うオペラアリアを3曲歌わせていただいたあと、
練習を見学して、練習についてのアドバイスをしていけばよいと言われていたのですが、それは交渉前の紹介者の考えであり
歌ってもらうのはかまわないけど、練習についてのアドバイスをしてもらう件は今の段階ではしてもらいたくない、とのこと
と言われ
そりゃ当たり前でしょう。
突然、年配のプライドをもって何十年も活動なさってるチームに若いペーペーの私が行って、興味もない歌を歌ってさらに文句を言っていくなんて失礼にもほどがあるのです。
勇気をもって
「私が伺い、歌いにいくこと自体に問題ないのですが、先方は私が訪問すること自体を疎く感じていらっしゃるように思います。
そういうときに伺うのは、逆に互いに気を張ってしまうのではないかというのが正直な気持ちです。」とお伝えしたのでした。