« テレビ放送のお知らせ | Home | ■吹奏楽コンクールに思うこと »
1ヶ月の断食月が明けて、8月はオープンハウス月間。
ホームパーティのような習慣があるマレーシアは、この1ヶ月間に親戚や友人宅をお互い行き来する。
断食月もお祭りムード満載だったけど、断食月が明けた後のこの期間はイスラム教徒にとっては楽しい期間。
友人のマレー人は、平日は1,2件、休日は3,4件ほどのオープンハウスに出掛ける用事があって、食べ過ぎて病気になりそうっと言っていた。
断食中も食べ過ぎているマレー人。
断食が明けてもやっぱり食べ過ぎてしまうというのがなんとも笑えるけれど、彼らはこの大切なイスラム教の習慣をとても大切にしているんだとか。
私はというと、マレーシアに住んで間もない頃は誘われる度にお邪魔させてもらっていたけれど・・・
恐ろしく甘い飲み物、恐ろしく辛いカレー、恐ろしく甘いお菓子がどこのお家でも振舞われる現実を知ってからは、大切な友人のオープンハウスにしかお邪魔しなくなってしまった。
日本人のお正月のような雰囲気があるこの期間。
大切な家族や親しい友人たちとの交流がなによりも楽しいんだとか。
そして日本と同じく、アンパオと呼ばれるお年玉があるのも子供達には楽しみの一つ。
友人にお年玉の相場はいくら?って聞いたら、だいたいRM20くらいかなぁ・・・っとのこと。
日本円で600円程度。
でも現実はなかなか厳しいそうで、友人は姪っ子・甥っ子・孫合わせて50人以上にお年玉を渡さなくてはいけないのでもっと安い金額しか上げられないそうだ。
少子化が進む日本人にとっては、親戚の子供が50人以上ってちょっと驚きだけど、5,6人兄弟が当たり前で、中には13人兄弟という人もいるマレー人にとっては普通のことなんだとか。
まだまだオープンハウスが続くマレーシア。
マレー人の食べすぎはまだまだ続く。