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2014/07/20

今回のコラムは、7月16日に出演させていただいた、

『逗子銀座サマーミュージックフェスティバル2014』について書かせていただきます。

逗子駅そばの「亀ヶ岡八幡宮」で行われる祭礼に伴う、街をあげてのお祭り。

そして駅前では、ステージイベントが繰り広げられるという。

(出演することになった経緯等々を、6月30日付けのコラムでしたためさせていただいております。こちらです)。

いや−、盛大なお祭りでした。

で。

今回演奏することになった経緯をおさらいすると…。

大学のジャズ研の後輩の1人が逗子銀座商店街でとあるお店を経営しておりまして。

ステージイベントはまさに商店街プロデュース。

で、その彼はステージイベントの実行委員にも加わっているとのことで。

その彼から、今回のバンドのバンマス(実行委員の彼と同期)に声がかかり、バンマスが人を集めてメンツを揃え急造バンドが完成、そして出演と相成った、という流れです。

平日開催なので、出演可能な人が少なく、しかしぼくはフリーランスですので比較的融通は効きます。

ぼくに声がかかったのは、上記も理由の1つと思われます。

結局ドラマーは、まさに逗子銀座の彼が務めることとなりましたし。

ちなみにバンマスの彼は、6月のライブ(ぼくらのバンド『3-4-3』の)を観に来てくれたのでした(初!)。

なんやかんやと旧友を温めていたところだった、という側面もございます。

で、紆余曲折もありつつ、最終的な楽器編成は、ギター、ウッドベース、ドラム、そしてトランペット、という編成。

演奏曲のラインナップは、モロなジャズはほとんどなく、ファンク調だったりボサノバ調だったりしたのですが、インストメンタルなわけで、トランペットがいわゆる“フロント”というポジションになります。

この設定に、最初はかなりびびりました。

きっちりとした編成のバンドで、その中で“フロント”としてジャズ的な演奏を人前でするのは、15年以上ぶりでした(1人とか2人とかで、結婚式等で余興的な演奏をすることはありましたが…)。

30歳くらいのころに、『東京サンチョス・パンチョス』というインストゥルメンタルのバンドを主宰していたのですが、そのバンドでの最終ライブ以来です。

ちなみに『東京サンチョス・パンチョス』は2、3回ライブをやって、メンバーの仕事の都合等々で解散となり。

以後はボーカルが“フロント”を務めるバンドで音楽を続けてきました。

“ワンホーンで、ボーカルといかに共存し、いかに新しいサウンドを作ることができるか”、これをテーマに音楽を追究してきたと言って過言ではありません(あからさまに過言っぽいですが…)。

さてさて。

当日は相当な猛暑でした。

で、バンマスのクルマで逗子まで送ってもらったのですが、なんと彼のクルマのエアコンが故障中…。

日中の移動で、猛暑日で、エアコンが効かないのは、思っていたよりきつかったです。

まあ、昔はこうだったわけですけれど(相当に昔だけれども…)。

もちろん彼は悪くないんです。全然。

たまたまこのタイミングで故障してしまっただけですから。

電車賃も相当に浮きましたし(ガソリン代等、取らないんですよ…、彼…)、荷物も多かったので楽をさせてもらいました(帰りは涼しかったし)。

そして、演奏までには十分に休憩も取れました。

しかし、演奏が始まるとにわかに体力がなくなっていくこの感じは…。

暑かったせい…? ではないな…。

2曲目の前半部くらいで、はたと気が付きました。

野外で演奏すると、ついつい“オーバー・ブロー”になってしまうことに…。

音が響きにくいので、息を入れすぎて、大きな音で吹きがちだったのです。

この日はお祭りで人出も多く、そもそも雑踏の中でしたし。

息を入れすぎると、音が高めに転んでしまうことがあったりします。冒頭で何度かそんなことがあり、それで気が付きました…。

これまでも、野外ではなぜか早々にバテることが多発していたものです。

その理由が、やっとわかったのです。

新たな注意点を見つけ出すことができました。

『野外では、“オーバーブロー”に注意せよ!!』

また1歩、前に進めた気がします。

そして、夏祭り。

夏祭りはいいですね。実にいい。

来年も出たいです。

来年には、もっと上手くなっているはずです。

まじで。

バンマス、また声かけてね。

楽しかったです。みんなありがとう! お疲れ様でした!!
2014.7.16_c

2014.7.16_b
(出演時間は18時半からでしたので、実際はもうちょっと薄暮な感じで良い雰囲気でした。写真は明るく加工してあります)

押忍

2014/07/20 12:21 | ohta | No Comments