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わたしにとってドラえもんだなあ、と思う人がいます。
でも、どうやら本人はハットリくんのほうがええらしい。
このハットリくんは、わたしの写真愛とか野球愛とか諸行無常的な考えとか全く生産性がない言葉とかを必死こいて理解しようとしてくれるツワモノです。
日本語で話してるはずなのに、わたしが支離滅裂すぎて「翻訳」というウルトラCを使っていると知ったときは、やるなー。て思いました。
ほんますごい根性やな~と思うし、感心するし、感謝しています。
ならば、わたしもハットリくんを理解してみよう。
好きなもんとかね、「うん。わかる。」って返したくなったわけです。
もらったもんはこっちからもあげたいなあ。ってやつですね。
で、とりあえず好きなもんを理解してみようと思った、空と海と緑とか。
意外とあっさりええもんやなーって受け入れられた。
もともとジャングル行ったりしてたしね、離島とかね、今まで自然のなかでひとりで感じてた心地よい感情がハットリくんの言葉とかとシンクロして、予想外に共感しやすかったのかもしれない。
最近、海ってええなあ。と感じます。
知らんうちにいっぱい深呼吸しているし元気になる。
今ならハットリくんが「いいよー」って伝えてくれていたものが、だいぶわかりそうです。
きっとわたしのまわりにはまだ知らないことや見ていないことがたくさんあって、その中には綺麗なものや好きになれることがいっぱいある。
なんか、宝箱を探してひとつひとつ開けていくようなもんだと思った。
それにはそこそこ時間がかかるし、なかなかおもしろい。
なんというか、それってポジティブな気がします。
前と写真も変わったけど、それよりも世界の見かたが変わったんだと思います。
自分が居るところと同じくらい相手をちゃんと見て、それでうまく仲良くしていこうとしている気がするし、していきたいのかもしれない。
ああ~、青空が恋しい。