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震災で「想定していないタイミングでいきなり死ぬことがあり得る」ことを実感して真剣に生きようと思いました。
本気で欲しいものは取りに行き、本気じゃないものは手放して身軽になってしっかり動けるようにしようと決めました。
ちゃんと楽しんだり苦しんだり怒ったり悲しんだり笑って泣いてごまかさずに感じる。
すべてのことは、いつまでもあるわけじゃなくて、それを心のどこかで感じているから写真を撮る、というように思い始めました。
野球もそのひとつです。
球場に行くのも、試合を観るのも、熱狂を感じるのも、選手を撮るのも、そういうことです。
野球選手に明日は約束されていません。
そのとき一瞬が勝負なら、選手を撮るわたしもきっと同じことです。
明日撮ればいいや、は無いのです。
「今」を撮っていきたいし撮らなければならない。
刹那ですよ。まさに。
わたしは刹那主義です、とくに写真に関しては。
きっと野球だけじゃなくて、わたしが撮る被写体はすべて「今ここにある瞬間」しかないんだと思います。
そこに阪神がおるなら球場に行きます。
外野にもちょいちょい行きます。
遠慮のないコミュニケーションが大阪に似ていて安心する。
ネット裏でレンズ構えているときとは違う種類の高揚感もいい。
わたしはもともと景気よく感情を出すタイプなので、喜怒哀楽のタタキ売り状態ですわ。
ビールがうまい!売り子のねーちゃんかわええ!斜め前のおっちゃんの野次がオモロイ!
外野は人間観察バンザイ空間といえるのかもしれん。
甲子園とかマリンとか神宮とかKスタとか、屋根のない球場最高です。気持ちいい〜!
自由だな。それが幸せとは限んないけどな。
それはもう、重々承知。
まとまりたいけど、まとまんないと思います。きっと、ずっと。