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2014/05/15

こんばんは。最近は気温が高い日が続いていて、夏めいてきたなあと思います^^
ところで以前、話しベタでもキャバ嬢になれるという話をさせていただいたのですが、今回はその逆で話上手な人が嬢として得なのかどうか、というお話を。

先日まとめサイトを見ていたら、恋愛のトピックで「自分の話ばかりしたがる異性はモテない」といった趣旨のコラムを見つけました。細かい内容は忘れてしまいましたが、定説の「聞き上手はモテる」的な結論だったように記憶しています。

で、キャバクラという場においてはどうなのかな、と考えてみたのです。

まず話上手であるメリットは、「面白い女の子」としてお客様の記憶に残りやすいという点です。

通常、初めてのキャバクラにフリー入店(=指名なし)で入った場合はお客様の席に女の子が15分ほどのローテーションで付け回されます。お客様は1時間程度の時間内に4~6人の女の子と話す計算になるわけです。
となれば、よほどの美人かお客様の好みどストライクでない限り容姿で印象に残るのは難しい。
経験上、フリーのお客様が送りに選ぶ女の子(=次回来店時に指名になるキャバ嬢)は、最後に話した子になることが多いのはおそらく最後の方が印象に残りやすいか、惰性の為せる技のような気がします。

が、話が面白い子はそれだけで特徴が出せるのです。ふらっと入ったキャバクラで、面白い女の子がいたという印象が残ればまた話したいなと思うお客様も多いでしょうし、時間がぽかっと空いたときに立ち寄ってもいいかな、という気になるようです。

わたしが現役当時、さほど美人でもないのに場内指名でものすごく稼ぐというキャバ嬢の先輩がいましたが、その方はお話がとにかく面白かった! 本指名のお客様のお相手中でも、場内指名のお席でもいつも賑やかな笑い声がしていて、やはり話上手は得だなあ…と思ったことでした。

が、この先輩でも苦手な席はありました。

それはお客様が話したい方だった場合。そのようなお客様は、やはり静かに聞いてくれる大人しめの女の子か、「すごいですねえ」「それでどうしたんですか?」と相槌が打てる嬢を指名していた。わたしはどちらかというとこっちの方だったので先輩と同席することは殆どありませんでしたが、お客様の武勇伝や苦労話などを聞くことそれ自体も先輩は苦痛だったようです。曰く、「どうしても反論したくなる」とのこと(笑)

話上手がぶつかり合うお席もそれはそれで面白そうですが、お客様はおカネを払っているわけですから、ご自身にとって心地よい相手を選ばれる権利がある。…ということで、なかなか実現しないのです^^;

ですから、話上手の方が得かと聞かれると一概にそうではないのだと思います。
先に挙げたまとめのような結論は一般論としてはありですが、相手のタイプに合わせられる女の子が結局のところは最強なのだろうなあ、としみじみと思うのでした。

 

2014/05/15 06:45 | chica | No Comments