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2014/04/27

f_dm_web
「深入り-tokyo-」ポストカード用試作.

輝いている自分を見せられたらって思う人が、
歳のわりには少ないけれど幾人かいて.

輝くことそのものは気持ち一つ
誰にでも可能なことだと思うけれど
そこで輝き続けることは誰にでも
そんなに長い時間続けられることではないと思うから.

だから強い光を放っていられる今を、その光を、
届けたいと思う場所まで届くような
強い輝きをあと少し..もう少しだけでいいから
続けていたい.

夢が夢ではなくなってしまったあの日から続く
ひとすじの光と、その光芒の続きとを
自分に描くことが許されるなら
もう紙一重でもいいから繋がっていたい.

光芒…光の道筋というものがあるのなら
それは一筋のものではあるけれど、ただ真っ直ぐな
結末があらかじめ定まっているような
「道」でも「レール」でもなくて.

その先がどこまで続いているのか
自分の手がそこに届くのかを
ただ夢中になって怖いもの無しで手を伸ばしていられた
あの頃と同じように…とはいかないけれど

怖さを知って
愚かさを知って
自分の無力さも知って

かつては自分では開けることが出来なかった
ドア一枚隔てた向こうにある「戦地」に向けて
届けたいものと光を持って行けたなら.

その道を行くことで味わうだろう異次元の怖さも
それはかつて彼らが同じように感じながら歩んだ道で
そんな道標があるからこそ、今自分がその道を歩めるのだと
それに気付けたっていうこと、ただそれだけを伝えるために
もう少し輝いていれたなら…

僕はそこで初めて、彼らと同じところで
同じ気持ちで立てるのかもしれない.

2014/04/27 08:10 | hideki | No Comments