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しばらく前の話になりますが、
浅草六区大道芸フェスティバルに「ジャグリングドラゴンヒョウガ」が参加してきました。
桃生さんも見に来ていただきまして、大変ありがとうございます。
(いつか、撮影した写真送ってくださいね。)
パフォーマンス自体はそれなりに良かったんではないかと思うのですが、
今回参加して、僕の要領の悪さが露呈してしまったなぁと
実はかなり反省しています。
今回はそんな話です。
浅草には過去2度行った事があります。
1回目は昨年の6月、こちらもジャグリングのイベントで、
「浅草ジャグリングデー」というもの。
もう一回は自主的に行った今年3月。
そのときは、今やっている「新ネタ」は考えてもいない時期でしたから、
ヒョウガ君はお金と引き換えに遠方へ連れて行ってくれる魔法、「ワープ召喚獣クロネコ」(察してください)を使って
移動を行い、また、演技に必要だった小道具たちも
トランクひとつで運べる程度でした。
ところが、この夏、新しい「ネタ」を考え付いてしまい、
その結果、運ぶ荷物が抜群に増えた。
ヒョウガ君を含め、全部「ワープ召喚獣クロネコ」を使って運ぶと、
けっこうしゃれにならないくらいお金がかかります。
それゆえ、
これから僕がパフォーマーとして成長するためには避けて通ることはできないであろうと思われる、
「車で運転して東京まで行く」ということを決意したのでした。
(※既にゴールド免許ではあるのですが、実質の車の運転暦は2年程度です。)
今回さらに、「車で東京まで行く」「新ネタを披露する」
という目標以外にもうひとつ大きな目標がありました。
それは、
これまで、車でヒョウガ君を連れて行った場合、
ヒョウガ君(が中にいる状態)の巣はキャリーカートで控え室まで簡単に運べ、
トランクは車輪がついているからまあいいとして、
それ以外の小道具については、そのままキャリーに乗せたのでは段差で簡単に落ちてしまうし、
結局手で運んだほうが早いということになり、
苦労をして控え室に運ばなくてはならなかったのです。
そして、さらにその後、
控え室で準備をして、演技ポイントまで道具を運ばなくてはならないので、
パフォーマンスの始まる1時間くらい前に演技ポイントまで行って、
演技ポイントで下準備をして、
その後控え室まで戻って巣に入っているヒョウガ君をたたき起こし、
「召喚の儀式」をしてからヒョウガ君を演技ポイントに向かわせる、
という、大分面倒くさいことをしなくてはならないのでした。
なんとか要領よく準備をしたい。
これが、今回の大きな目標の一つでした。
さて。
静岡→東京への車での移動については、
ナビゲータ兼アシスタントとして手伝ってくれたYさんのお陰で大分ストレスなく行くことができ、
また、先にも書いたとおり、パフォーマンス自体はなかなかの出来だったと思うので、
「新ネタの披露」はうまく言ったのではないかなと思っております。
よって、先に掲げた2つの目標は達成。
しかし、「要領よく準備する」という目標は達成できなかった。
これが今回の大いなる反省点です。
まず
ホテルを浅草に取りました。
駐車場つきのホテルでした。
控え室(と僕が考えていた場所)からは1.5kmくらいの距離で、
まあ往復してもそんなに大変ではないだろうとたかをくくっていたのですが、
ふたを開けてみると、控え室はもっと演技ポイントに近いところに準備をしていただけることになり、
その結果、ホテルからは2km強、と、ちょっと往復するにはきつい距離になったのでした。
控え室が演技ポイントから近くなることはパフォーマンスをやるものにとっては歓迎されることなのですが、
片づけをする段階において、駐車場を移動して、近くの駐車場にとめて置けばよかったのです。
しかし、「駐車場がある」という安心感と、
東京の中を車で運転するのは怖いという思いが、それをやることを躊躇させましたね。
しかも、パフォーマンスが終わった後の日曜日、
この日は友達の家に泊めてもらう約束になっていたのですが、
ホテル側に聞いたところ、宿泊をしないお客さんでも
追加料金を払えばホテルの駐車場を使える
(※ただし、22:00~7:00の間は出庫/入庫ができない)
という話でした。
あらかた荷物は片付けておいたのですが、
日曜日の夜は舞台上でのパフォーマンスを行いまして、
その演技が終わったのが21:30くらいで、結局手元に残ったのが数個の大荷物。
こいつの行き先に困っちゃいましたね。
結局、その場でゆうぱっくを使ったり、友達の家まで運んで、結局そこからゆうぱっくで送ってもらったりなど、
なんとかなりましたが、
もっと効率の良い方法はなかったものかと、妙に凹んでしまいました。
(精神的な疲労感もあったかも、ですが。)
とはいえ、
事前に小物持ち運び用のケースを(あんまり見栄えは良くないのですが)ダンボールで拵えていた為、
すごく苦痛だったわけではありませんでしたが。
むしろ、この距離を小道具単品で持ち運んで往復する必要があったと考えるとちょっとぞっとします。
必要以上に歩き回り、必要以上にお金を使ってしまった浅草のパフォーマンスでした。
これをいい勉強にしてもっと能率の良い手段を考えておきたいと思います。