« ≪小野田元少尉殿との邂逅≫ 麻生 悌三さんの寄稿 | Home | 第26回バーチャル座談会『新春放談、行く年来る年2013/2014』(その6) »
久しぶりの更新となってしまいました。
気がつけば、前回の更新から二ヶ月…
情けない気持ちでいっぱいです。
まだぎりぎり1月!なので 明けましておめでとうございます。
以下は年賀状のために描いたカット。
自転車に乗って夫婦でうろうろするのが、たまの休日の楽しみでしたので こんな絵に。
今年も走るように過ぎてゆくのだろうな…
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
この間、ここに載せる事のできないイラストレーションをいくつか描いていました。
会社勤めを始めてから、なかなか無い機会でしたので
純粋に描けるうれしさもあり、
反面 時間が思うように取れない戸惑いもあり。
描かせていただいた絵は、どれも「ご縁」があってのものたち。
改めて、人のつながりってすてきだなと感じました。
中学時代の後輩のウエディングボードの絵もその一つだったのですが
卒業してずいぶん経つのに、こうしてまた繋がれたのは
「絵を描く」という行為を続けているからなんだと、そう思うと
なんだか たまらないものがあります。
さて 新年を迎えて一息ついた、ここ数日で一つ気になるテーマができました。
それは「生活感」。
今住んでいる場所に移ってから一年少し経ったのですが、
尋ねてくる方から「生活感が出てきたね」と言われるようになりました。
それってなんだろう?と思ったのがきっかけです。
きっと少し散らかった様子や、使いさしの調味料、飾ってある写真
そういう少し雑多で、でも時間や感情を感じるもの
それが生活感で、自分の家では気づかなかったけれど
ふと見ると安らいで、愛おしく感じてしまう情景なのではないでしょうか。
その雰囲気、作品にしてみたい。
身近にありすぎて気づけない、日常の美しさというか。
まだ漠然としていて、ブレインストームをしているところですが
とても気になっていて シリーズでイラストが描けないかな、と思っています。
ジャンクステージ上でアイデア練りから完成まで記録してみるのも
あたらしいかな、と考えてみたり。
このコラムのテーマは、「スケッチブックを片手に」
街並の様子をよく取り上げてきました。
そして、人のにおいのする風景。
それも実は「生活」のかおりだったのでしょう。
今まで気になっていたものを括るキーワードが ひとつ見つかった気がしています。
次の更新までに、またすこし 表現を探れるかな。
恥ずかしい第一回ブレインストームの中身と、
「生活感」のある 我が家のキッチン窓辺の空きボトルスケッチ。