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2011/03/13

命に関わるボランティア団体の責任者をさせていただいている関係か、
たまにですが、こういう質問を受けます。

「災害にあったときどうすればいいですか?」

随分、抽象的な質問ですが、私は私なりに感じるところを
答えています。

「72時間以内に必ず助けが来ますから、それまでは自力で生きられるように普段から備えて下さい。そして、災害にあった場合は絶対に諦めず救助を待つことです。」

これは、いつか忘れてしまいましたが、新聞で読んだ記事の話ですが、
近代的な文明がある地域で、72時間以内に、
レスキューが来ない地域は無いということです。
(すごく曖昧なな記憶ですが・・・)

この理論?が正しいのなら、日本国内の災害等には、
72時間以内には何らかの救援が受けられると言う事になります。

もう少し、この考えを広げてみましょう。
いま、現地の救援にボランティアとして参加したいと言う方は、
大勢いらっしゃると思います。
私も、その一人です。ただ、もう少し待ちましょう。
72時間以内は、生存者の救出に専念するべきです。
だけど、その作業は、専門的な知識を持つプロに
任せた方がいい。
善意や熱意だけではどうしようもないことがあります。
ボランティアが二次災害にあうことも十分考えられます。

もうすぐ、発生から72時間が経過します。
政府も、ボランティアの受け入れの為の
セクションを用意したようです。
私は阪神大震災の際は職場の大阪大学から、
救援物資を持って、20km歩きました。
今回は、どうなるでしょか。
今、私なりに情報の整理をしています。
京都にある他のボランティア団体との連携もしつつ、
受け入れが始まり次第、現地に行く予定です。

頑張れ日本!!
負けるな東日本!!

2011/03/13 05:29 | hamamoto | No Comments