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前回の更新からだいぶ間が開いてしまった。
かなりサボっていたね。と言われてしまいそうだけど、そんなことはない!っとはもはや言えないくらい本格的にサボってしまた。すまんすまん。
っちゅーことで、今回はナカナカすごいのをいくぞっ!
まずこの写真を見ていただきたい。
(Photo By Toyohashi Amazon)
これは魚で、作り物ではない。自然の川に住んでいる魚である。出身地はアマゾンのシングー川。
「インペリアルゼブラ・プレコ」
という。あまりセンスのあるネーミングではないという意見もあるかもしれないが、でも見た目どおりでしょ?インペリアルなゼブラなプレコでぇす。
「プレコ」というのは、ヨシコとかマサコとかの女性の部類ではなくて、このような魚の総称で、アマゾン全域に広く住んでいてその種類数はハンパなく、さまざまな「プレコ」がアマゾンにひしめいている。プレコはこれでも「ナマズ」の仲間である。日本のナマズからは想像もつかない色彩と体型で、そこもビックリドッキリポイントであり摩訶不思議アマゾンの魔術なのだ。
なぜこんなシマウマならぬシマウオなのかは本人に聞いてみないとわからないが、なにか意味があるのだろうね。シマウマに憧れたのかもしれない。もしかしたらシマウマよりオレのほうが先にゼブラだったんだからな!オレは真似されたほうなんだからな!こんちくしょう!てやんでぃ!オヤジ!もういっぱい!っとなぜか江戸っ子風に言っているのかもしれないがその真相は謎だ。
この魚は、アマゾンで発見された魚だが、発見者はなんと!日本人である。しかも研究者ではなく、アマゾンに取り付かれた一人の熱帯魚大好きオジサンなのだ。ここのところがスバラシイ。
そのため、日本にはいち早く輸入され、国内のその世界の人々はブッタマゲタもんだ。ボクがこの魚を見たのは、発見したオジサンが書いた本の中に掲載されていた写真で、体中に電撃が走ったのを覚えている。
「こんな魚が世の中にはいるもんなのか。。。だれかのイタズラではないのか。。。」
と思って、何度も何度も本を読んだものだ。「ナマズ博士赤道を行く」というその本は私の宝物本であり座右の書である。
この魚が発見された時、日本と同じように世界中のその世界の人(笑)が超ブッタマゲて、研究者が死んでいてもいいから我が国に送ってくれ、と言ったり、採集する場所へスパイが付いて来たりという伝説の話が残っている。
だれがどうみてもインパクトのあるこの魚は、世界中の愛好家のニーズに答えるため乱獲が進み、生息河川の開発や汚染も加速して進み、数を減らした。熱帯魚の繁殖ではピカイチの腕を持つ先進国ドイツの愛好家はいち早くこの魚の繁殖に着工し、成果を出した。そして、現在日本でも数多くの愛好家によって繁殖がなされている。