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2013/03/23

先日、アートフェア東京に行ってきた。

アートってこんなにも自由になってきたのですね。

絵でいうなら抽象画をこえたなんとか。

映像でいうなら動画をこえたなんとか。

そして私は「ぼくときみのなんとか」に出会った。

 

「もうみんなとっくに僕と君のことなんて忘れてた?

失われた世代とか呼ばれちゃってさ、私たち。

いったい何を失ったのか。っていうか、そんな風に呼ばれてたこと自体知りません!

父親がリストラされて首を吊って死んだから、仕事を探しに出かけないといけない。

でもしたいことがみつからん。とか、言ってた君が

父親と同い歳ぐらいのおっさんの上に乗ってたってほんまやったん?」

作詩:松浦さん

 

詩の世界もこんなに自由になったんや。

詩をみて曲を聴いて衝撃だった。

昔の歌謡曲のような

ひとりごとのような

そんな詩の上に即興的な自由な音たちが囲むこの世界観に

びっくりした。

大阪で活躍している松浦バンドっていう人たちの曲を聴いて

びっくりしたなぁ・・もーう!

詩の意味を覆すようなたくさんの音たちや

なにか子どもの頃に観たテレビのブラウン管のなかに入ったような

それなのに、CDジャケットのデザインは現代アート。

いろんなアートがミックスされた1つの芸術だ。

時々、電子の音が入ってきたりアコースティックの匂いもする。

彼らは一体なにものなんだろう・・。

 

 

 

2013/03/23 08:58 | shiho | No Comments