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日本の歌謡曲には、ほんと、グレートな楽曲が多々あります。
ちょうど昨夜(10月10日)、テレビで日本の歌謡大全的な番組をやっていました。
夕ご飯に訪れた地元の中華屋さんでやっていて、家に帰ってからもまだ放送していましたので、途切れ途切れに観ていました。
好みの問題ではありますが、中にはぐっとこない楽曲も、ままあります。
しかし、すごい…、と唸ってしまう曲も多いです。
いろいろありすぎて、整理がつかないのですが、例えば八代亜紀さんが歌う『舟歌』。
あと、岩崎宏美さんの歌う『聖母たちのララバイ』の途中。
歌詞を抜粋することは気が引けますんで、内容だけ書いてみますね。
「できることならば、あなたの母親として生まれ変わりたい。
自分の命を差し出して あなたを守るでしょう。」
この情念…。尋常ではないですね…。
あと、南こうせつさんの歌う『神田川』。ふたりが暮らしていたアパートは、3畳一間だったんですね…。
狭っ!!!
それはそれとして。
ところでぼくが常々、すごいな、と思っている昭和の歌の1つといえば、
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』です。
音源はコチラ(まあ、みなさんよくご存じだとは思いますが…)。
昨日の番組は4時間だったらしく、この曲も流れたんでしょうか。
この曲、紛れもなく歌謡曲の範疇に入るとは思うのですが、日本の歌、という感じではない可能性もあり、流れなかったかもしれないですね…。
しかし、この曲はすごいです。すごすぎます。
日本の歌謡史においてとか、ロック史においてとか、そういうことは語れないんですが…。
まず、バンド名がすごいですね。このぶっきらぼうな感じ、しびれます。
そして、曲。
というか、この曲の大部分は語りです。これで成立しているところがまずすごいです。そして語りが激シブ…。
そして、ギターのリフの熱さ、サビの熱さ…。
イメージ広がる歌詞…。
実際この曲、カラオケスナックとかで歌ってみると、大概、他のお客さんの注意を引けます
(って、2番以降は、自分の切なく悲しい青春のエピソードとかを語るんですが…
「あれはぼくが17歳のときでした…。そのころ好きだった○○○子ちゃん(実名で)は…」、とか)。
この曲を歌うと、続々と山口百恵さんの曲とかが入り、宇崎祭りになったりもします。
とはいえ、いざ歌うには相当の勇気も要りますので、そうそうは歌えないんですけどね…
(第一、カラオケスナック自体、5年に1度行けばいいほうですが…)。
カラオケスナックで他のお客様の視線を感じたい方、ぜひ…。
押忍。