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愛媛の内子町 古い町並み保存地区 料理店の かわせみ… 25年前の開店当時は町並み保存地区の店舗はごく少なく 夜は地元の皆さんが行く店といえば 町並み保存地区以外の 商店街の中なので 夜の時間帯はかわせみの明かりだけが点いている…
この字の由来は
その景色を 内子座に毎年 大阪から公演に来られている 文楽の 吉田文雀さんが 書いてくださったものなのです
まるで 舞台でくっきりと浮き上がる 花道のような印象を この字に表現されたのでした
今年の内子の町並み保存地区での観月会は
かわせみが お客様のご依頼を受けて たくさんイベントを企画していた20年前頃を
思い出すような
様々な事がありました
若い華道家の 杉謙太郎さん
ご縁があって
今回
初めて 特別に花を活けてくださいました
しかも 活けた場所は 美しく手入れされた古民家です
そして 観月の夕べに
その中では 「秋」にふさわしい題材を 謡曲の皆さんが謡ってくださいました
驚いた事に
二曲目が始まる頃
里山のお宅の方から譲っていただき
活けていた つぼみの夕顔の花が
ふわりと開いたのです
一度 我が家の山の家にお越しいただいた時に
花の位置や意味合いをお話くださいましたが
杉さんの花は とても印象深く
一輪咲くという事の
命の尊さを感じるような
そんな花でした
今回の観月と謡曲そして花と古民家の取り合わせは
本当に予想も出来なかった素晴らしい空間を生み出してくれました
翌日 二日間の観月会ということで 日曜日にも 町役場主催でイベントがありましたが
役場など公共の手配には 時間的な制約があり
どうしても 自然の流れとは 合わせられない限界があります
かわせみのお客様は去年から ご贔屓くださった 若い方々で
町並みへの ちょっとした疑問や 若い方の印象を聞かせていただきました
曲独楽の歴史など お返しにお話しするうちに
時間も10時を過ぎ
お客様が店の前へ出た時です
ちらりと現れたのは
雲間からの中秋の名月でした
ほんの一瞬です
それでもお帰りの道すがら
お客様の歩くスピードに合わせるように
ところどころから満月が時折見えて
夜の町並みを歩く楽しさを
感じていただけたようでした
とても嬉しい観月会となりました
健康なればこそ…