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今日は30度近くありましたが、
北海道以外は連日の猛暑みたいで、北海道だけ別世界。府県の人が今北海道にきたら、朝は寒いと思うかも。まあ、我々にはさわやかな気温ですが・・・・
先週のNHKニュースで「バリアフリー」でなく「バリアアリー」により、老齢者のリハビリに効果があると紹介されていましたね。面白かったです。
前にも少し書きましたが、「制限運動」は必要なのです。過度な運動は困りますが、制限された中での運動はリハビリに資するのです。人間、使わなくなった機能はどんどん衰えますから。
ところで、高齢化社会を迎えるなかで、年をとっても健やかに暮らしたいというのは、誰しもが願うことです。しかし、現実には体が不自由になったり認知症などは、かなりの割合の高齢者に多いのも事実です。
「最近、物忘れが多くなった。ちょっとしたことが思い出せない。」とか、最近、足腰が弱くなってきた、と感じるご本人やそのご家族の方も多いと思います。もちろん、この程度ではまだ大丈夫なのですが、東洋医学でいう「未病を治す」という考え方からすると、このような症状があるのなら早急な対策が必要です。
「腎が弱いと老化が早い」!
東洋医学では、老化は腎の衰えとしてとらえます。東洋医学でいう 腎は、西洋医学でいうところの腎臓のみならず、成長、発育、生殖、泌尿器系、ホルモン系も含まれ、「生命活動の源」の臓なのです。
膀胱と表裏の関係にあり、腰、骨髄と密接な関係があります。腎が弱いと、成長が遅れ老化が早く生殖能力も弱くなります。記憶力などの大脳の働きは、「腎精」というもので維持されていると考えられ、一定の年齢を境にして衰えて、だんだん不足してくるのです。そのため、記憶力などをはじめとする様々な脳の働きが低下し、乱れて物忘れがひどくなり、しまいには認知症になる恐れも出てくるのです。
また、腎が虚すると足、腰が弱くなり耳鳴りや尿の回数も増えます。ホルモンの分泌も低下してきます。
漢方の対策は補腎益精
対策は、腎を丈夫にして腎精を補うことです。食べ物でこのような効能をもつものは、胡桃、黒ごま、黒豆、黒キクラゲ、山芋などだそうで、老化が早いと感じる方にはお勧めの食材です。また、補腎益精のための漢方薬は沢山あります。具体的には、ほてりやのぼせ汗かきの方は、六味地黄丸、 杞菊地黄丸 、八仙丸、知柏地黄丸などが良いですし、寒がりの方は双料参茸丸、参茸補血丸、海馬補腎丸などが良く、体質や症状によって使い分けるので、市販もされている店の薬剤師さんのアドバイスを受けましょう。
お灸も気持ちいいですよ。
補腎のつぼもありますよ。