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夏の花といえば。。。やっぱりひまわり!
ひまわりが花束やアレンジメントに1輪入るだけで
パカッと明るく、元気なイメージになります
ひまわりが大好きな人はとても多く
私も自分の結婚式ではリクエストして ひまわりをメインのお花に使ってもらった一人です
さあ、そのひまわりですが
私たちが扱うときにとても緊張する瞬間があります
実は新しく仕入れてきた状態で 梱包を解いたときに
すでに花びらが取れてしまうことがあるのです
八重咲きのものは1枚2枚取れたところで気になりませんが
一重咲きのものは数枚取れただけでとても目立ち 見た目が良くないので
仕方なく使うのをあきらめることも多々あります
残念ながら20本ほど仕入れれば、1,2本はやっぱり花びらが落ちてしまうことが多いです
そんな時、どうするか・・・ だって枯れているわけではないのに
ひまわりもこのまま使われず捨てられたらかわいそうですよね
そこでうちでは いっそのこと、とぜーんぶの花びらを落としてしまい
丸坊主になった茶色い芯の部分だけにしてあげます
それをアレンジに使ったりもします これが意外にシックなお花としていい味を出してくれます
ただ受け取った方が ひまわりとして受け取ると
え?枯れたの入れてあるの~?っと思われても困るので
花材名を書くときは『サンフラワー』とオシャレに英語に直して・・・
あれ?ちょっと卑怯??(笑
でも意外と長く楽しめるし いいと思うんだけどな
そしてひまわりだと伝えないと、それがひまわりだとは分からない方も 結構多いんですよ
ちなみに『菊』も同じです
同じというのは表記の問題で 『菊』というとイコール仏様のお花という
イメージがついてしまっているので (これは本当に残念なことですね)
アレンジやいけ込みに使うときには 『マム』という表現にしています
これだけでなんだかモダンなお花のイメージですね
『小菊』ではなく『スプレーマム』
ね?
(厳密に言うと、小菊とスプレーマムは種類が違うのですが・・・)
呼び方が変わるだけで お花の持つ印象が全く変わるので 便利でもあり 面白いですよね
そういう小技も利かせながら
花屋さんはがんばっております