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昨日も強烈に寒い日でした。
朝はマイナス9度でしたが、その後も気温が中々上がらず、1日寒い日で、まさに「大寒」でした。
さすがに、犬も余り散歩していませんでしたね。
我が家の犬も、散歩の途中で前脚をプラプラさせて足が冷たいことを訴えてきました(笑)。
日は東京でも雪というか霙が降り大きなニュースになっています。
我々雪国の人間は雪が降るのは当然ですが、今年の一部地域の降雪は異常で、さすがにニュースになりました。
年が明けると、何となく不安な気持ちになるのは「国家試験」を思い出すからでしょうか?
自分自身は余り深く考えないタイプで、試験で不安というのもなんですが、それでも「思い出」としてよく思い出します。それも鮮明に。
我々の時の獣医師国家試験はそれまでの記述式からマークシートになり、初めての試験でしたから、「不安」が一杯でした。
この間の、「センター試験」でもありましたが、初めての方法で行うときはよほど注意しないと混乱するものです。
僕たちのときは、初めてのマークシート式試験でしたので、事前に2回くらい本番のときと同様の模擬試験を実施してくれましたので、実施する方も受ける方も事前の準備ができていました。
問題を読んで、5つの選択肢から選択する試験と、図や写真を見て正しい答えを選択する試験がでしたが、前者が従来の記述試験に代わるもので後者が従前の実地試験(口頭試問)に代わるものです。
試験前日から試験会場に近いホテルを借り切り、試験対策をしたことを覚えています。試験は2日間あるのですが、1日目を終了して早くも合格を確信し、その晩に「すすきの」へ繰り出したつわものもいました。
当時の合格率は90%以上ありましたから、普通にできればまず大丈夫と考えていましたが、最近はやや合格率が低迷しています。ちなみに、私たちの学校では130名くらい受験して落ちたのは1名のみ。
合格率が以前は高かったけど、段々に下がっている国家資格に「歯科医師」の試験があります。今では60%台しかなく、将来的には50%程度になるといわれています。大学でも進級試験を厳しくして、留年者も大量に出して、なんとか合格率を上げようとしているのですが、それでも厳しい大学もあるようですね。定員割れの大学も珍しくありません。
国家試験は一定のレベルに達していれば受験者が何人いようと、「合格」となるはずですが、最近は需要と供給のバランスも考慮していると思われます。
需要が多い分野ではそれこそ一定のレベルで合格させますが、やはり飽和している分野は厳しくなるのでしょう。
不況の中、資格志向が高くなり、学生もいろんな資格を取ろうと頑張っているので、一定のレベルに達した人は皆合格させてあげたい気がするのですが・・・
今年もあと2ヶ月ほどで国家試験のシーズンです。
受験する方、がんばってください。