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2011/12/25

 

クリスマスイブの前後は北海道は大荒れと予報されましたが、札幌に関しては今のところハズレ!良かったです。

まあ、昨日はケーキ買いに車で出かけたのですが、混んでました、道路!

土曜日ということもあり、家庭内クリスマスが多いのかも知れません。

クリスマスとは関係ありませんが、今日のTVで聞きかじった、「過敏性腸症候群」なる症状・・・・・こういうのに興味があるんですよ。

私も学生時代そういう傾向が多々ありましたが、今は全くなく、代わりに子供たちにそんな症状がありそうです。

過敏性腸症候群とは、大腸や小腸に原因となる異常が見つからないのに、便通異常と腹部症状が続く病気です。英語では、Irritable Bowel Syndrome(略してIBS)というそうです。
主な症状は腹痛、腹部不快感や下痢、便秘などの便通異常です。大きく、「下痢型」と「便秘型」に分類されるようです。

症状は20歳代、30歳代の若い世代に多いようです。

□ 腹痛を伴う下痢(便は泥状、粘液が出ることも)
□ 便秘、あるいは便秘と下痢を交互に繰り返す
□ 時折、うさぎの糞のような便が出る
□ 排便後は腹痛が収まることが多い
□ 排便後、残便感はあるが、便は出ない
□ ガスがたまりやすい
□ 午前中の腹痛が多く、午後からは回復する
□ 体重の変化はなく、食欲も普通にある
□ すぐトイレに行けない状況で症状が出る
□ 睡眠時や休日には症状が出ない
□ 症状が1カ月以上持続している
 
こんな症状があれば疑いがあるのかもしれませんが、専門家でナイトね。

一説では自律神経の乱れが関係していて、セロトニンが腸に不快感を与え、それが引き金になり、さらにセロトニンが分泌されるという悪循環が要因となるとのこと。

「脳が感じた不安やプレッシャーなどのストレスは、自律神経を介して腸に伝わり、運動異常を引き起こします。また、下痢や便秘などの腸の不調も、自律神経を介して脳にストレスを与えます。つまり、脳腸相関によって、ストレスの悪循環が形成されるのです。過敏性腸症候群の場合は、特に腸が敏感になっていますから、ちょっとしたストレスにも反応します。また、少しの腹痛でも脳は敏感にキャッチし、不安も症状も増幅していきます」
と解説されています。

医薬品も開発されていて<strong>、「イリボー」</strong>という薬です。
辛い下痢を緩和するための薬が、発売されたイリボー錠です。
イリボー錠は10月に発売されたばかりの新薬で、セロトニンという物質に働きかける薬です。

セロトニンは神経伝達物質のひとつですが、腸管神経に深く関わっています。ストレスを受けるとセロトニンが腸管神経にある受け皿を刺激し、腸をケイレンさせてしまうのです。

さらにその刺激を痛みとして脳に伝える役目も持っています。そこでイリボー錠を飲むと、腸管神経にあるセロトニンの受け皿を邪魔することで、ケイレンを防ぎ痛みの伝わりをブロックしてくれるのです。

そんな症状に苦しんでいる方は是非一度病院に相談されては?

2011/12/25 01:44 | shigenobu | No Comments