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「大道芸ワールドカップin静岡」は、この手のパフォーマーがたくさん集まるイベントとしては大変大きいものです。
大道芸ワールドカップのパンフレットによれば、「アジア最大」と書かれていますが、これが多少の誇張を含んでいたとしても、それでも日本では最大であると思っています。
そんな「大道芸ワールドカップ」に、今回は光栄にも参加することができました。
しばらく(ほかの記事も書くかもしれませんが)この大会に参加して、自分のパフォーマンスや大会自体のことについて記事を書きたいと思います。
今回は、ヒョウガ君のパフォーマンスと、ほかの方のパフォーマンスを見てみて思ったこと。
演技の内容については、自分のやりたいものをやっているし、まだ改良点はたくさんあることは自覚しているし、それに、ヒョウガ君のパフォーマンスのいいところもあると思っているので時間をかけて良いものにしていこう、という思いはあります。
しかし、それ以前に、「パフォーマー」として未熟な部分が沢山わかってしまいました。(まあ、これも以前から自覚していたことではあるのですが……)
まず、第一線で活躍されている方は準備から違う。
控え室から演技ポイントに行くまでに道具を運ぶわけですが、大型のキャリーを持参しており、しかもそのキャリーに自分たちのパフォーマーの名前がでかでかと書いてあってすごく目を引く仕様になっていたり。
大会側の用意していた音響よりもはるかに性能のよいアンプを持参しており、それを複数のパフォーマーで使いまわせるようにしていたり。
パフォーマンス中も、ヒョウガ君が前面に対してのみにしかパフォーマンスできないのに対し、360度どの方向からも見ることができるパフォーマンスができたり。(そうすると、当然見られるお客様が多い→投げ銭も多い)
終わったあとも、速やかに片付け終わり、次のパフォーマーとの交代もスムーズ。
投げ銭を求める口上もけして不快なものではなく、実に気持ちよくお客様を誘導している人が多かったと思います。
(一方のヒョウガ君は、しゃべることができないので若干苦手なんですよね……とはいえ、他にもしゃべらないパフォーマーさんは沢山いるしなぁ……)
このイベントに参加されたパフォーマーの殆どがプロパフォーマーであり、一方で僕はアマチュアパフォーマーである、と開き直ってしまうのは簡単ですが、そこで開き直ってしまってはパフォーマーとしてはこれ以上成長しないだろうなとも思います。
ショー20分間だけではなく、そこに至る過程、あるいは終わったあとのことも考えられるようになりたい、ということを今回特に痛感しました。
ただ、こうやって向上心を持っている間は絶対に成長できると思っているので、
上記の反省を持ったのならば、と、ちゃんとより良いパフォーマンスを目指してもう一度ヒョウガ君のパフォーマンスを見返してみたいと思います。
この写真は、最終日の公演でパフォーマンスを見に来たジャグラー仲間を何故か客上げして、自分の代わりにクリスタルボールをジャグリングさせるという掟破り(?)のパフォーマンスをしたヒョウガ君。