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さてさて、秋といえば行楽シーズン、行楽シーズンといえばジャグリングです。
今回取り上げる2つの大きなイベントのほかにも多くのイベントが開催されるのですが、この2つは、ジャグラーである自分にとっては二大イベントと言ってもいいかもしれません。
★Japan Juggling Festival 2011@東京代々木体育館 (略称JJF) 10/8~10/10
日本最大のジャグリングの祭典です。
残念ながら、今回は、見学を含めて完全事前申し込み制ですので、予約をしていない人は今からの参加申し込みはできません。
(体育館の規約上の問題です。)
メインイベントである「チャンピオンシップ」、すなわち「日本一ジャグラー決定戦」ですが、今年は予選に70組以上の応募があったそうで、その中で選りすぐりを受けた20組弱のジャグラーの演技が相当期待されます。
特に、過去のJJFチャンピオンが2人出場している男子個人部門は、かつてないレベルの高さで競われるものになるでしょう。
正直、今年審査員じゃなくてよかったと思います(笑)
勿論、イベント自体も楽しみであることは間違いなく、
ワークショップも、ジャグリングの技術を教えてもらうワークショップの開催は勿論、
即興をテーマにしたワークショップ、体(筋肉)の作り方のワークショップなど、バラエティに富んだものが開催され、こちらへの参加も楽しみです。
それよりも、全国からジャグラーというジャグラーが一同に会する機会などありませんから、
熱心なジャグリングよりはダベリング(駄弁る+ジャグリング)の方を楽しみにしているジャグラーも多いのではないかと思います。
(それでも、日中はみんな熱心に練習しているんですが。)
ちなみに、僕もどちらかというとJJFではダベリング派です。(チャンピオンシップに出場するという話になると別ですが。)
夜の飲み会とか、仲間内でゲームセンターに行くのが楽しみです(笑)
★大道芸ワールドカップin静岡 11/3~11/6
11月の文化の日を絡めた飛び石連休は「大道芸ワールドカップin静岡」です。
こちらも大きなイベントでして、「ジャグリング」な立場よりは、「大道芸」をする者としての立場で楽しみなイベントです。
「ワールドカップ」と言っているからには世界中から出演者の集まるイベントなのであり、パフォーマンスに順位付けをする大会でもあります。
このイベント、エアリアルという、空中につる下げられた帯を用いたパフォーマンスを、わざわざ大型のクレーンまでつれてきてやりますから、
多くの人が「もはや『大道芸』ではない!!」という思いでいることかとます(笑)
僕はこのイベントを「青空サーカス」だと思っています。
しかし、「大道芸」のスタイルを貫きたいのか、街中のさまざまなポイントには客席のようなものもなく、
譲り合いありがとうの精神で、前のほうのお客さんは地べたに座り、後ろのほうのお客さんは立って見る、そして、それより後ろの人は脚立などを持参して見る、というスタイルをとっています。
(当日、静岡市には脚立を持って街中をうろつく人が多数出没します:笑)
残念なことに、このイベントでパフォーマンスを見るのは結構大変です。どのパフォーマーの演技にも、多くの人だかりができますので、
お目当てのパフォーマンスをゆっくり見るためには、平日に有休をとって見に行くか、
1時間前くらいから場所取りをはじめるかしなくてはならない、といったところでしょうか。
ステージのようなものを組んでもらって、パフォーマーが舞台の上でやることができれば、もっと見やすくなるんでしょうが、
そういうステージが組まれているのはごく一部のポイントだけなので、このイベントに出かける方は覚悟して行ったほうがよいと思います。
ただ、日本最高峰の大道芸関連のイベントであることは間違いなく、遠路はるばるやってくる人もいます。
自信を持ってお勧めできるイベントです。
実は、僕は大学の学祭を優先してしまうことが多いので、フル参加をすることは滅多にないのですが、
楽しみにしているイベントであることは間違いありません。
しかも、このイベント、今年は黄色いドラゴンが出演するらしいですよ。
どこか端っこの方の出演らしいですが。