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吹奏楽部に所属しているコントラバスの生徒さんのためのソロコンテスト、というものを企画しています。
逆境に苦しむ生徒たちのために「コントラバスだけのソロコンテスト」を開催したい!
以前の記事「吹奏楽のソロコンテスト」にも書いたように、これまで、吹奏楽部に所属しているコントラバスは、ソロコンテストに参加しようにも、まず「初心者が気軽に弾けるソロ曲がほとんど無い」という環境から、参加を見送る事がほとんどでした。
参加を決意し、初心者には難易度の高い曲を必死に練習しても、いざコンテストに出場すると、周りは普段からメロディーを演奏することに慣れているトランペットやクラリネット、サックス、そしてフルートなど高音域で派手な楽器たち。どうしても審査員の耳を持って行かれてしまいます。
そして頼みの綱である審査員の中にコントラバス奏者が居る事はまずほとんど無く、正当な評価をしてくれる人は皆無に等しい状況だったというのが現実なのです。
そこで、今回我々は、「コントラバス奏者の」「コントラバス奏者による」「コントラバス奏者のための」コンテストを開催する事にしました。審査するのはもちろんプロのコントラバス奏者たち。オーケストラでの演奏活動を中心としながらも、吹奏楽部出身だったり、現在吹奏楽部を指導しているなど、吹奏楽とかかわりの深い方々に参加して頂きます。採点に加え、一言アドバイスを貰う事で今後の練習に役立て頂きたいと考えています。
運搬が困難である楽器ですから、こちらで楽器を数本用意致します。当日は弓だけ持参すれば参加出来ます。事前に参加者から曲目を伴奏譜を郵送して頂ければ、伴奏者もこちらで用意致します。
後日反省材料として使って頂いたり、思い出として記録に残せるようコンテストの録音・録画も致します。
さらに、こちらで会場を確保する事で参加する受講生の負担を減らし、楽器を持参した受講生には職人さんによる楽器のメンテナンスも実施したいと思っています。
既に楽器店の協力、審査員の打診も済んでいます。後は資金を得て会場の確保、宣伝などをする段階となっております。
どうしてもメリットが少ない事から大手企業からの協力を得る事が難しく、今回クラウドファンディングでの資金調達に踏み切りました。リターンとして当日の招待券、プログラムへの名前の掲載とプログラムのプレゼント、参加者からの感謝の言葉入りの色紙、当日のCD/ DVD、プレイヤーや指揮者のサイン色紙、私の出張レッスンなどを用意しております。
ご賛同頂ける方、ご協力よろしくお願い致します!