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ちょっと宣伝になりますが、今月24日に母のリサイタルが開催されます。
鷲見加寿子ピアノリサイタル
シューベルトの夕べ
2016年6月24日(金)19:00開演(18:30開場)
浜離宮朝日ホール
全席自由;4000円
《オール・シューベルト・プログラム》
ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 Op.120 D664 A-Dur
ピアノ・ソナタ 第4番 イ短調 Op.164 D537 a-moll
ピアノ五重奏曲 イ長調「鱒」 Op.114 D667 A-Dur
出演:鷲見加寿子(Pf)、鷲見恵理子(Vn)、榎戸崇浩(Va)、金子鈴太郎(Vc)、鷲見精一(Cb)、石坂浩二(トーク)
チケット問合せ:
ミリオンコンサート協会 03-3501-5638
CNプレイガイド 0570-08-9990
e+(イープラス) http://eplus.jp/
実は母と公式の場で演奏するのは二度目になります。最初は祖父の没後一周年、母の伴奏でコル・二ドライを演奏しました。それ以来一緒に何かを演奏するという機会が無かったのですが、昨年母から「今度リサイタルやるんだけど、一緒に『鱒』でもやらない?」と声をかけて貰い、二つ返事で引き受けました。
僕は音楽家としての祖父や両親を心から尊敬しています。絶対に超えられない存在であると理解しつつも、ずっと心のどこかで「認められたい」と思っていた事も今日まで演奏活動を続けてきた原動力の一つだと思っています。祖父の追悼コンサートの時は「同居していた家族だから」という理由だけで出演する事になりましたが、まだ音楽家としては全く認めてもらっていない事は肌で感じていました。もちろん、今だって認めてはいないでしょうが、それでも声をかけて貰った事は嬉しい出来事でした。
6月はシエナ・ウインドオーケストラのツアー中で、さらに母のリサイタルは日フィルのリハーサルと本番に挟まれており、「数ある演奏会の一つだから何とも思わない」とカッコ良く言ってみたいところですが、この中でも特別な思い入れがある事は否定出来ません。
さて、共演者ですが、「他のメンバーをどうしよう」と母に相談され、親戚でヴァイオリニストとして活躍中の鷲見恵理子ちゃんにお願いしました。さらに、ヴィオラとチェロは僕の友人に頼む事になりました。そこでヴィオラは僕の大学の同級生で、現在読売日本交響楽団に在籍しており高島ちさ子さんとの「めざましクラシックス」でも活躍している榎戸君、そしてチェロは友人で、このJunkstageにも参加している金子鈴太郎君にそれぞれオファーをかけたところ、快く引き受けてくれてこのメンバーになった訳です。
さらに母の兄、つまり僕の叔父の親友でもある石坂浩二さんが「俺がなんか話そうか?」と仰ってくれたとの事で、トークでゲスト出演して下さいます。何をお話されるのか当日までのお楽しみ。
吹奏楽部でコントラバスを弾いている皆さん、吹奏楽ではなかなか聞こえ辛いコントラバスの音色も、「鱒」ではよく聞こえると思います。金子鈴太郎君の出演もありますからJunkstageの読者の皆さまにも来て頂きたいですし、ご来場を心よりお待ち申し上げております!!