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2014/12/31

東京都府中市にある日本中央競馬会(JRA)の10場(札幌・函館・福島・新潟・中山・東京・中京・京都・阪神・小倉)ある競馬場の1つであり、その所在地から府中競馬場とも呼ばれている。コースは1周約2100mの芝と約1900mあるダート、また約1700mの障害コースも設置されている。これらは全て左回りとなっている。東京競馬場のコースの特徴としては、他の競馬場と比較すると、ゴール手前の直線が約500mある長い直線と緩やかなカーブである。東京競馬場での主な競走としては、8つのGⅠレースが行われる。フェブラリーステークス・NHKマイルカップ・オークス・東京優駿(日本ダービー)・ビクトリアマイルカップ・安田記念・天皇賞(秋)・ジャパンカップである。日本で行われている障害を含む全24のGⅠ級レースのなかで3分の1のレースが東京競馬場で開催されている。またGⅡレースは9つ、GⅢは12開催されている。

また、装鞍所では競馬の公正確保のための出走馬の馬体検査や蹄鉄検査などを獣医師や装蹄師などが行っている。また、装鞍所で馬体重を測定し公表される。パドックとは、下見所ともいい競走前に競走馬をファンが馬体を観察し馬券などを買う際の参考となる。診療所では、厩舎地区にいる競走馬の診療や出走後の目洗いなどを主に行っている。怪我をした馬などの治療は応急的なことだけ行うことができる。検体採取所ではレースの出走馬のうち1着から3着までの馬と特別に決められた馬がドーピングなどが無いか調べるための尿や血液をとるため設置されており、競馬の出走後の競走馬は馬の手入れなど決まった場所で行い、競馬の公正確保のために監視員の監視のもとで検体採取を行う。その検体は宇都宮市にある競走馬理化学研究所で薬物検査などが行われる。国際厩舎は、外国馬の招待レースなどで外国馬馬が入厩を行う厩舎で感染病など病気対策として、日本馬の厩舎とは別の場所に設置された厩舎地区のことで、厩舎地区には外国馬の調教師や厩務員などの関係者しか入ることがでない、しっかりとした区別がされている。

2014/12/31 01:57 | yamamoto | No Comments