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2014/08/30

僕が大学時代に所属していた、大阪大学ジャグリングサークルPatioの
初めての舞台公演が、8/29(金)に、大阪で行われました。

そんなことをやると聞いたら、有休を取ってでも行かなくてはならないでしょう。

出演者は現役生Patioの中のトップメンバーと言ったところでしょうね。
ディアボロ2、ボール2、シガーボックス1、デビルスティック1という人数構成でした。

今までの世代で、そこまでモチベーションが高くなったことが無いということだと思うのですが、
照明や舞台セットまで作られていたパフォーマンスと言うのはPatioでは初でして。
素直にこういう舞台を作り上げた後輩たちに賞賛を送りたいと思います。

こういう舞台は、出演者も勿論なのですが、
音響や照明といった係を行えるということも重要だと思います。
是非とも後輩に引き継いでいってほしいですね。

皆様お疲れ様です。

今回の舞台、一番の特徴は、
監督・脚本・演出を同じ大阪大学内の劇団サークルに依頼していたところでしょうか。

通常、やはり単独のパフォーマンスをするにしても、こういった形の舞台をするにしても、
監督・脚本・演出などは自分たちで行うことが通常だと思いますが、
今後はこういう形の舞台も増えていくのでは、と予想しています。

ストーリーに一つの筋があり、「何が起こっているのかわからない」ということもなく、
わかりやすい演技だったと思います。
初舞台とは思えない完成度を今回感じたのは、確実にこの劇団サークルの手腕によるところが大きいと感じます。

(そういえば、Junk Stageの過去の舞台では僕の大根っぷりが露呈していましたが、僕は見習いたいですw)

個別のパフォーマンスも練習の跡が凄く見受けられ、
全体的に演技の完成度も、あと技術力も高かったのも印象的です。

一つ強いて言うと、
「観客席との心理的な距離」がちょっと気になりましたね。

演技がけして悪かったわけではないのですが、
観客席が若干広かった(※つまり、拍手が反響によって大きく聞こえにくい)こともあり、
「若干盛り上がりにくい雰囲気」になっていた。
すごい技に「わーっ」と言う歓声と、拍手を送りたかったのですが、
若干それをするのにためらいを感じてしまったような気がします。

これは、個々のパフォーマンスにも言えるのですが、全体を通じてもそうな筈で、
「まずはお客様が安心して拍手を送ることができる環境を作り上げる」ということにつなげる演目があるとよいのかなあと思います。
いわゆる「前説」がこういうのを担当してもいいですし、できれば劇中にそんな感じの演技があるといいのかなぁと。

まあ、ここら辺はどの舞台でも言えることで。自分たちがジャグリングのステージをやる時も、意識しないといけないことですねぇ。

いずれにしても、有休を取って、大阪に来て良かったと思っています。
来年以降も是非継続して続けていただきたいです。

2014/08/30 03:10 | ryuhan | No Comments