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花をお作りしてご依頼してくださったお客様にお渡しする、もしくは
直接贈り物として贈り先の方へお届けする、
それで無事、私たちのお仕事は終了となる場合はいいのですが
そうでない場合というのもあります。
例えば、会食予定のお店にお花を預けさせていただき、後ほど受け取りに来られるというパターン。
このパターンはとても多いので、私たちも、そしてお店側も結構慣れているものです。
そして先日の出来事です。
その日に彼女さんにプロポーズをするという男性からホテルのラウンジにお花を預けるようご依頼がありました。
わざわざご来店いただき、お花の打ち合わせもさせていただきました。
一生に一回ですからね~と緊張もにじませつつ、どきどきを分けていただきました。
後ほど手紙も一緒に花に添えられるということで、手紙を立てる札立ても一緒にセットしておくことにもなりました。
お手紙はそのお客様がトイレにでも行くふりをしてボーイさんに渡す、ということに。
もちろん、お花を作るこちらとしても気合が入りました。
そして当日の夜、ご指定の時間にラウンジに配達させていただくと
どのスタッフの方でもわかるようにしておく、との話だったのに
受け取ったボーイさんがどうもピンと来てない感じ。
夜も遅いため、何かあっても店の電話は誰も出ないので
“こちらのケータイをお教えしておきましょうか?”と聞いたら“大丈夫ですよ”との返事。
その後も、大丈夫だったかな~・・・・とずっと不安げな配達係のうちの社長。
そんな夜も明けて次の日の朝、店に行くと
そのホテルから夜の11時に2件も着信が入ってる!!!
げげげっっ何かあった?
っていうか、本当に花束が無事その方に渡っているのか。。。
もしかして、花を持ってきてください、と合図をしたのに
ボーイさんが“は?お花ですか?知りませんね~”となったのか。
いろいろ頭の中を巡り巡って、良からぬ想像をしたり気が気じゃありませんでした。
でもさすがに花が見つからないとなれば留守電ぐらい残すでしょ?
それが入ってないってことは大丈夫だったのかな~
もう居ても立ってもいられずホテルのラウンジへ電話。
すると
“ああ、すみません、電話入れちゃいました”
はい、何でした?大丈夫でした?
“札立てが花束に入っていたのですが
札にあたるものがささってなかったのでどうしたのかな?と確認でした。
その後、お客様が手紙を持ってこられたので、ああ、なるほど、と
了解したところでした”
ほおおおおおおぉぉぉ
っとしました
もし花束が無事渡っていなかったら泣くところでしたよ
それにしても、社長が配達した時点で、札立てのこともちゃんとそのボーイさんに説明したそうなので
やっぱり不安なまま配達しちゃダメですね。
一流ホテルと言われているところでも、いろいろなスタッフがいることを肝に銘じておきます