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2014/01/25

先日、JMoFという日本中の動物型の「着ぐるみ愛好家」さんが集まるイベントに行ってきました。
正直「着ぐるみ愛好家」という書き方があまり好きではないのですが、
これ以外に適切な書き方が思い浮かびません。(何かアドバイスをいただければ……)

着ぐるみ愛好家さんのイベントについては、
前にも軽くこのブログ内で紹介しましたが、純粋に着ぐるみを使って「変身」することが好きな方々の集まり。

コスプレイヤーを対象としたイベントが各所で行われていて、
きれいな景色の中で写真を撮影したり、同一テーマのコスプレをした人が大人数で集まって撮影したりする、
あれの着ぐるみ限定版と言えば理解してもらえますでしょうか。

もっとも、視界的な問題や、呼吸的な問題で、
アウトドアでの開催は無謀に思えますので、当面はホテルやコンベンションセンターなど建物の中で行うでしょう。
今回のイベントもホテル内でした。

昔大変仲の良かった青いドラゴンの飼い主の方に「ヒョウガ君に一芸を披露してもらいたい」というオファーを受けたものの、
正直行くのに躊躇いがあった……というか、「行っても知り合いがいないので楽しめないだろう」と思っていたのですが、
意外にも昔からの知り合いと再会できたりして、
特にヒョウガ君に「かわいい動きをするにはどうしたらいいか」ということを教えてくれたヒョウガ君の師匠とも呼べる方と再会できたのは
「行った甲斐があった」と言えましょう。
……この方は長らく連絡を取りたかったのですが、全然連絡がつかなかったので、今度じっくりと「成長した姿」を見てもらいたい&
またアドバイスがあったら教えていただきたい所存です。

ホテルの自室で「変身」して、
エレベーターを使ってロビーまで下りてきて、ロビーやホールで交流する(エレベーター←→ロビーの距離も結構ある)……という形で、
休憩のための部屋も準備されていました。(ただし、この部屋で「変身」は禁止。「入れ物」が部屋の中に散乱してカオスな状況となることを防ぐためでしょう。)
この手のイベントは海外でも開催されており、「海外の着ぐるみイベントの歩き方」というワークショップがあったり、
「イラスト講座」もあったり、あとは、ゲストとして漫画家の方のトークショーがあったりなど、
この辺りの企画はジャグリングのイベント……特に、IJA(国際ジャグリング協会)のサマーフェスティバルに通じるものがあります。
(IJAサマーフェスティバルも、コンベンションセンター併設のホテルで開催され、ホールで盛大にジャグリングをする。)

僕は、この「右を見ても左を見ても着ぐるみ」という状況について一歩引いてしまってみていてしまったため、若干引き気味だったと思いますが、
一般のお客様(貸切ではなかったため当然一般のお客様もいる。)にはどちらかというと歓迎されていたのではないかと。
特に、家族連れに喜ばれていましたね。この手の「グリーティング」には皆様手馴れているようで、
どのキャラクターさんも、気軽にコミュニケーションをとり、写真撮影などにも気軽に応じていました。
折しも僕が参加した日には成人式が行われていたのですが、
男性の方は僕と同じように「一歩引いて」見ていて、女性の方は「やばーい!!かわいいんだけどー!!!」と積極的に絡んでいたように思います。

ヒョウガ君は着ぐるみではなく正真正銘のドラゴンなわけですが、
このJMoFのシメとも言える、「演芸座」……ダンスや音楽など、一芸ができる方を対象としたイベントへのピンポイント出演をしてきました。
実はヒョウガ君以外にも2人(匹)のジャグリングをする方がいたりなど、パフォーマンスにジャグリングをするというのは常套手段。
ただ、ステージでやるとなると、照明等、普段と環境の違う中でやらなければいけないし、大勢の前でやらなければならないし、
何より視界が悪いし、慣れていないと大変でしょうねぇ。
ブレイクダンスをした狼さんがカッコよかった。(この方はジャグリングもやってらっしゃるので個人的にも知り合いだったりしますが……)
ヒョウガ君は、いつも通り。前半のバランス技で失敗があったけれど、これを含めて平常運転でした。
盛り上がっていたようなら幸い。(※ヒョウガ君は耳が悪いようなのであまり会場の盛り上がりが感じられないのです。)

不思議なのですが、
ヒョウガ君が当事者としてパフォーマンスをしていると先ほどまで「引いていた」のがウソのように馴染んだ精神状態になってしまうんですね。
ここら辺僕の精神状態に矛盾を感じます。

……まあ、僕とヒョウガ君は別人(竜)であって、僕はヒョウガ君の中の人などではなくて、というかヒョウガ君に中の人なんかいないわけですが。

パフォーマンスが終わるとすぐに閉会式になってしまったため、ヒョウガ君の出番はこれだけ。
もう少し他の方との絡みがあってもよかったかなぁとは思いますが、
正直一人で行くにはちとハードルが高かったかもしれません。
ジャグリングのイベントみたいに、いつでも行動を共にできる心強い味方が1人でもいれば話は別なんでしょうけれど。

多くの参加者は、イベント終了後にホテルに泊まって、次の日(※イベントとしては何もない)に解散という流れだったのですが、
その日宿泊をしていないヒョウガ君と僕は一足先に浜松へ。
もっと早く、会いたかった人が来るという情報を掴んでいれば、もっとしっかりとイベント全体に参加していたと思いますが、こればっかりは仕方ないですね。
また機会があれば参加したいと思っています。

この記事を読んだかた、是非とも上のリンクからJMoF公式ページにアクセスして、
公開されている写真なんかを見てみてください。
壮観だと思いますので。

2014/01/25 12:00 | ryuhan | No Comments