« | Home | »

2010/09/28

地球の舳先から vol.186
パリ(2010)編 vol.6

dscn1286.JPG

わたしのアパルトマンは、Passy地区。
といって、セーヌ川を挟んでエッフェル塔の反対側。
に、左右に半円状に広がる、パリ万博の会場跡である「シャイヨー宮」がある、その近く。

このシャイヨー宮、万博でもW杯でも終ったあとが処遇に困るのが常であるので、
何に使ってるのかしら、と思ったら、いろいろあるんだけれどその中に水族館もあるという。
しかも、その水族館は「Cineaqua」という名前で、映画館と水族館が合体したという触れ込み。
おまけに水族館が自称している自らのキャッチコピーが「ただの水族館ではない」。

わたしはもうすこし数学ができれば海獣のお医者さんになるのが小さい頃の夢で
あきらめきれずに大学時代、某水族館でアルバイトとかをしていたりしたので、
これはいっちょ、パリの水族館なるものを体験して、こばやしさん に自慢せねばということで
スタコラ(いや、雨が降っていたので、メトロの駅からほぼ全力疾走で)行ってきた。

入場料、19.50ユーロ。高っっっ
でも、中に入ってみれば納得、のクオリティ。
結構おもしろかった、というか、すごく工夫を凝らした水族館だったので、レポート。

dscn1287.JPG  dscn1290.JPG

▲まずは入り口。よくある展示形式ですね。万国共通?
右の写真は、「La seine」というセーヌ川とおなじ名前の魚。
残念ながらすべて解説がフランス語なので、詳しいことはわからない。

dscn1306.JPG  dscn1319.JPG

dscn1296.JPG  dscn1298.JPG

▲エイにシャークの大水槽と、小水槽に青いデカいエビ?、イソギンチャク、カニ、など。
哺乳類こそいないが、結構な規模だ。
(わたしは水族館のイルカペンギン至上主義が気に入らない派)

dscn1303.JPG  dscn1304.JPG

▲中に映画館がほんとうにあった。部屋になっておらず、オープンスペースにある。
新作映画をやっているわけではなく、海に関係のある作品を上映。アニメもある。
わたしが行った時は、『ル・グランブルー』をやっていた。
映画ハシゴしてたら、一日つぶせるかも。すごい人の入りである。

dscn1299.JPG

▲なんかタマゴのなかでうごめく魚のコドモらしきものを発見。
神秘的といえなくもないがキモい。コウモリかエイリアンにしか思えない。

dscn1322.JPG  dscn1325.JPG

▲そしてまさかのポニョ・コーナー。
まぁ、フランス人、日本アニメ大好きだから…。
とはいえ魚以外の展示モノでは一番広いスペースを取っていた…
映像だけ(音なし)の上映と、原画らしきもの何点か、あとポニョの模型とか…謎。
この奥に、宮崎監督絶対非公認だと思われるヤバいものもあったんだけど、ここでは自粛。

dscn1326.JPG  dscn1327.JPG

▲こちらも結構扱いの大きかった『Long John Silver』コーナー。
作者のCineaquaさんへのサインつきの描き下ろしイラストと、写真が何点か。

dscn1332.JPG 1334.jpg

▲最後のほうには、お子さまコーナー。
左はよくある低い水槽なんだけど、魚いるけど手突っ込んでいいらしい。。。
右がアイディア商品!これ、影絵のようにして床に投影されているのだが、
藻にみたてたものが波のようにゆらゆら動き、その間を魚が猛スピードで動くのである。
で、お子さまたちはそれをつかまえようと阿鼻叫喚。という図である。

ほかにも、水族館の様々な活動、たとえばサメの輸送ドキュメンタリーとかが上映されていて
これがなかなかに面白い。麻酔を打ったサメを起こすところとか、ちょっと感動する。

中には使途不明のスタジオもあり、「Cineaqua」の意味が判明した。
「ただの水族館だと思うなよ」もとても正しいとおもう。
いつも、こばやしさんのコラムで、展示の手法や工夫の大変さについて感じていたが
やはり水槽にぶっこんだ魚を置いておくだけではエンタメにあらず、ということなのだろうか。

出口へ行く順路で、パパと大喧嘩して踊り場で分かれ、激怒しているママの
ベビーカーを階段(上り)で運ぶのを手伝った。
フランス人は激しい。

あしたへつづく。

2010/09/28 06:34 | ■パリ , ■パリ(3rd/2010) | 4 Comments

Trackback URL
Comment & Trackback

その水族館はおもしろですよね(行った事ないけど)。

映画館と融合しているんですね。あと恐竜とかも突如現れたりしてなかったですか?

水族館はそれぞれ個性があって同じものはないですよね。
「ただの水族館だと思うなよ」
コレ、最高です。パリ人、面白いヤツいるんですね。

Posted at 2010.09.28 8:00 PM by こばやし

コウモリかエイリアン的なそれは、
サメの卵だったと思う。
ニアピン。←個人的に

Posted at 2010.09.29 2:47 AM by suiius

>こばやしさん
わー、コラムでもご紹介、ありがとうございます!
フランス人は、なんだかあまのじゃくな人が多いので。。
万博会場を水族館にしちゃうってのも
(しかも、おそらくパリで一番エッフェル搭の夜景が綺麗な場所!)
ヤツラらしいな、とか思ってしまいました。
珍しい魚を水槽に入れること自体が大変な事だと思ってたんですけど
現代はそれも超えちゃってるんでしょうね。
こばやしさんのコラム、いつも本当に楽しみにしています!
また、日本の、そして現場の水族館事情を教えてください。

Posted at 2010.11.2 2:30 AM by admin

>suiisuさま
姉さま、なぜそんなにいろんな分野に知見が深いのでしょうか?
尊敬の域を超えて、なんだかもはや意味不明です(笑
いまのところ(という前置きは失礼でしょうか?!)、
「ああいうオトナになりたい。」の代名詞の筆頭格は
姉様なので、ご指導ご鞭撻のほどを宜しく…(ry
またお会いできることをたのしみにしてまーす♪

Posted at 2010.11.2 2:33 AM by admin
Comment




XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">